この記事は1年以上前の古い記事です。現状に即していない記述の場合があります。あらかじめご了承ください。
だいたい終った

nogajun
長かった。この死闘。もう当分いじらない。
Debianの環境は、XFree86 4.2.0とKDE3、Gnome2の環境にしてみました。
_ KDE3とGnome2
パッケージについてはリンク先に説明があります。どちらも非公式パッケージなので、もし入れるなら すべて自己責任 でお願いします。
で、感想。
どちらもすごく素晴しいです。特にGnome2はKDEと比べて、アンチエイリアスフォントなど少し見栄えの点で立ち後れていたところが解消されているので、一見の価値はあると思います。
一方、KDE3は、見た目はKDE2と変わらないけど、KDE2の良い所をさらにブラッシュアップしてあるので、こちらも一見の価値はアリです。こっちはRedhat系のDistributionとかSlackwareで採用しているから安全に試すなら、そっちを使ったほうがいいでしょう。
なぜか、DebianのKDE3では「.Xresources」が読み込まれず「.Xdefaults」しか読み込まれないので、とりあえず.Xresourcesを.Xdefaultsにコピーしておきましょう。
_ XFree86 4.2.0
Sid/Woody環境でKDEのフォントにアンチエイリアスをかけている人は入れ換えたほうがいいかも。
なぜなら、日本語フォントのアンチエイリアスのためだけにしていたFreeType2の再コンパイルから開放されるから!
でも、Dynaフォントが使えないとか 日本語入力関係が怪しいとかの話しもあるので、こっちも使うなら自己責任でお願いします。とりあえず、MSフォントとCannaでは問題ないです。
_ KDE 2.x用のkwinacquaをKDE 3で使う。
KDE 2.x用のテーマkwinacquaは、KDE3環境ではコンパイルできないのでコンパイルする方法。kwinAcqua_ACEも同じ方法でコンパイルできます。
- リンク先からソースをもらってきて展開する。
- 展開したソースのディレクトリに降りて
./configure
する。configureオプションは適宜。 - ソースの中のacquaディレクトリに降りて、Acqua.cppの21行に「#include
」を追加して、30行にある「#undef Bool」を削除する。もしくは、このパッチを使う。 rm ./*moc
でmocファイルを削除。for i in *.h; do moc -o
basename $i .h$i; done
でmocファイルを作り直す。- 同じディレクトリにあるMakefileと、一つ上にあるMakefileの「kde2」という部分を「kde3」にする。
- 一つ上のディレクトリに戻って
make
して、make install
する。 - コントロールセンターから、ルック&フィール→ウィンドウ装飾でAcquaを選ぶ。