相変わらず寒い

18度ってさむすぎ。
_ DVカメラを使ってDebianからustream.tv中継をする
以前できそう?って書いたけど、今日、なにげなく試してみたらできたよー。
用意するもの
vloopbackはvideo4linuxの映像をループバックしてアプリに流し込むカーネルモジュールで、dv4linuxはそれを利用してDVカメラの映像をv4lに流し込んでくれるというわけ。 詳しくはDV4LinuxのTechnical Overviewを読んでくだちい。
インストール
vloopbackはカーネルのヘッダとか入れておいて make; sudo make install 。 dv4linuxについては、Debian Sidな人はパッケージを作ったのでどうぞ。http://regret.nofuture.tv/packages/dv4l_1.0-1_i386.deb それ以外の人は、まけまけいんすとーるでいいんじゃないでしょうか。
にしてもvloopbackは /usr/src/modules に展開して debuild -us -uc したあと、 /usr/src/linux で _make-kpkg modulesimage するとパッケージを作ってくれるんだけど、これがちゃんとしてれば使えるんだけどなー。
使い方
modprobe vloopback でvloopbackモジュールを組み込んで、 dv4l を起動。そしてv4l対応アプリ、とりあえずeffectvを effectv -device /dev/video0 -vloopback /dev/video1 を起動すれば使えるはず…。って、なんかものすごい勢いでエラー吐いてますよ。 とりあえずdv4lを使うのは後回しにしてdv4lstartのほうを使ってみます。
ドキュメントのTechnical OverviewとLimitationsの「dv4l or dv4lstart?」によると、dv4lstartとdv4lでは仕組みが少し違いvloopbackを経由しないで動かすらしく、Skypeなど特定のアプリはこっちでしか動かないらしい。
そういうことで dv4lstart effectv として起動すると、エラーを吐くこともなくDVカメラからの映像でeffectvを使うことができました。
ustream.tvで使う
dv4lstartを使えばDVカメラがv4lで使えることがわかったので、次はustream.tvの中継に使ってみます。
dv4lstart iceweasel で起動して、ustream.tvにアクセス。「BROADCAST NOW」とかかれたボタンを押して中継用ウィンドウを開いてみます。
おお! ちゃんとDVカメラの映像が中継モニタに出ています。ビデオデバイスも「DV4Linux dv1394 to V4L」で認識されています。
試しに「START RECORDING」で録画してみると、DVカメラの映像はインタレースで出るのか動きが早いとエッジがぎざぎざになってしまいますが、30万画素のWebカムよりはるかに高画質でバッチシ使えますよ。 ということで、もうちょっとテストすれば4月29日の関西Debian勉強会の中継に使えるかも。
_ reactableに影響されたPsychosynthをさわってみた
この何日間かLinux Audio Users MLでPsychosynthが話題になってて、「Psychosynthってなんじゃらほい」とサイトを見てみたら、Bjorkもお気に入りのreactableそのまんま(笑)
あからさますぎ!と思ったけどDebianパッケージも用意してて少し好感をもったので使ってみたけど、ATIのfglrxを使っている環境では落ちるし、3Dに対応していないととてつもなく重く、ちょっと評価できなかった。いやー、使えれば面白そうなんだけどな。
てことでPsychosynthのデモビデオ。
こっちは本家reactable。