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Google Fontsから日本語フォントだけダウンロードして使う

nogajun
Googleは、オープンソースライセンスで再配布可能なフォントをGoogle Fontsで配布しています。
以前、fntを使ったダウンロード方法を紹介しましたが、1つ1つフォントファイルをダウンロードはとても面倒くさい。やはり日本語フォントを全部一気にダウンロードしてインストールしたい。
そういう人のためにGitHubリポジトリでGoogle Fontsのフォントが公開されています。
- google/fonts: Font files available from Google Fonts, and a public issue tracker for all things Google Fonts: https://github.com/google/fonts
ここからgit cloneしたりzipアーカイブをダウンロードすれば、Google Fontsのフォントを一気にダウンロードできますが、このリポジトリはGoogle Fontsで公開しているすべてフォント、つまり全言語(!)のフォントを公開しているので不要なものもあります。
ということで、このアーカイブから日本語フォントだけを抜き出して使うためのTipsです。
Google Fontsのアーカイブから日本語フォントファイルだけコピーする
- Google Fontsのzipアーカイブをダウンロードする
- gitでcloneするときはサイズが大きいので
git clone --depth=1 https://github.com/google/fonts.git
という形でシャーロクローンするのがいいと思います
- gitでcloneするときはサイズが大きいので
- zipアーカイブを展開したら、その中で下にある1行シェルスクリプトを実行すれば
~/.fonts/
に日本語フォントファイルのみがコピーされます - コピーしたら、
fc-cache -fv
を実行してフォントキャッシュを生成しなおせばフォントが使えます
for i in $(find . -name METADATA.pb -type f -exec grep -l japanese {} \;);do cp -r ${i%/*}/*ttf ~/.fonts/ ;done
このスクリプトを説明すると、リポジトリの中にフォント情報としてメタデータのMETADATA.pb
というファイルがあります。find
でそれを見つけて、grep
でその中にjapanese
と書いてあるメタデータファイルだけ抜き出します。そして、フォントファイルは、すべて拡張子がttf
になっているのでLinuxのユーザーフォントを置くフォルダ~/.fonts/
にコピーしてます。
フォントファイルをコピーするのが面倒になってリポジトリそのままフォントフォルダに突っ込んでいたら問題が出てきたので、まじめにコピーすることを考えた結果がこれです。お試しください。