Chuwi Hi8 Pro買ったよ

nogajun
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授業中、次に話すスライドをスマートフォンで確認していたけれど大画面とはいえ見づらく、そして電車の中で資料を読むためのタブレットが欲しいなと思って探していたところ、Intel Atom系のタブレットが1万円前後で結構出てたのでDebianのインストール実験も兼ねて買いました。

買うとき、資料を読むためということでTeclast X89 Kindowとも迷っていたけれどChuwi Hi8 Proにした決め手は、CPUがCherryTrailと新しい、USBコネクタがType C、プリインストールのAndroidが5.1と言ったところでしょうか。

CPUのCherryTrailとBayTrailは、どちらも非力なので体感上の違いはさほどないらしく、プリインストールされたAndroidも5.1と4.4の違いはあるけれどDebianインストールの実験用でぶっ飛ばしてもかまわないと思っていたので、どちらを選んでも良かったのですが、実験用ならやはり新しいデバイスが載ってるほうがいいだろうということでChuwi Hi8 Proにしました。

GearBestの通販で購入しましたが、この店、おそろしく出荷が早かった! 4/22の昼に注文して「海外輸入は遅いから今月中に着けばいいなー」と考えてたら3時間後に梱包の写真付きで「出荷しました!」とメールが来て今朝、家に届きました。感覚としては国内通販と変わらない感じでした。


ひとまず、さわってみた感じは画面がキレイです。解像度も8インチで1920x1200もあるせいか粗さもなく、いい感じに見えます。タッチパネルの反応も悪くはありません。ボディはプラスチックですが表面に滑り止めの加工でざらつきをもたせていたりして、いい割り切り方だと思います。

起動するとOS選択画面になりますが、ボリュームの上下と電源ボタンで選択と決定になります。最初、タッチパネルで選択して「壊れてる?」と思いましたが、そういうことだったようです。

Windows 10がデフォルトの起動OSだったのでWindowsの感想から書くと、画面は可もなく不可もなくといったところ。液晶の解像度が高いせいか游ゴシックの見た目は美しいのですが、ところどころに出てくるビットマップフォントのバランスが悪く、全体的に見ると妙な感じになって残念な感じ。

アプリの起動は少し待たされますが、起動すればそれなりの速度で動きます。 ストレージ空き容量は6GBほどで、プリインストールのアプリを削っても容量は増えないので、アプリのインストールはほぼ無理だと思います。SDカードとトリッキーなテクニックを使えば容量は稼げるみたいですが面倒くさそうです。

Windowsのデスクトップに「Switch Now」というアイコンがあるので起動すると、ブートローダーで選択することなくAndroidに切り替えられます。

Androidのバージョンは5.1で、こちらは操作性に難はなく、タブレットとしてはAndroidのほうが使いやすいと思います。 プリインストールのアプリはインストールされておらず、GoogleアプリもGoogle Playしか入っていないなど素のAndroidの状態というのも好感持てました。 ストレージ容量は7GBほどで、Windowsより若干多いけれど使っていくとすぐになくなりそうでした。


短時間ですが使ったまとめとしては「Windowsは無理しすぎて使えない。Androidは可もなく不可もなく」といったところでしょうか。

Windowsは頑張っているのですが、ストレージ容量の問題もあり常用はかなり厳しいように感じました。 一方、Androidは、Windowsのような目立った欠点もなく意識せず使えるので、通常はAndroidを使用して何かあった時にはWindowsに切り替えて使う、というような使い方になると感じました。