image_ex.rbが使えないと思ったら、ImageMagickとnetpbmが入ってなかった

nogajun
nogajun

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この日記に写真をアップロードしたら原寸で表示されて「なぜ?」と思って調べたら、サーバーの不要なパッケージを削除した際にImageMagickとnetpbmをざっくり消してたみたい。

image_ex.rbって、tdiary-contribに含まれるパッケージだから、recommendsかsuggestsに書いてあってもよいかも。

_ いろいろ追記

しばらく日記が書けなかったから、書き留めたいことを追記した。

_ Markdownとドキュメント変換ツール「pandoc」を使って、Debian勉強会の資料を作成しよう

東京エリア/関西Debian勉強会の資料は、発表スライドとは別にTeXで紙の資料を作成しています。(勉強会gitリポジトリ) TeXで書かれた資料の一部を抜き出すとこんな感じ。

\dancersection{タイトル}{発表者名}
\subsection{大見出し}
本文がここにありまして見出しが続いたりします。
\subsubsection{小見出し}
\begin{itemize}
\item アイテム1
\item アイテム2
\end{itemize}

要はHTMLみたいに文書をタグで囲んで意味づけしてやればいいのだけど、プレーンテキストのマークアップはemacsとやてふを使っても結構時間がかかります。

そこで、Markdownを使って書いてDebian勉強会の資料をサクっと作ってしまおうというのが今回のエントリです。

ネタばらしすると、今月の月刊Debianポリシーの資料作成が間に合いそうになかったので、苦肉の策でpandocの変換を試したら、これが以外に良かったので残しておこうという話でもあったりします。

Markdownで書く

最初にMarkdownで資料を書きます。Markdownを書くエディタは何でも構いません。プレビューしながら書けるReTextでも、emacsのmarkdown-modeでも使いやすいエディタで書いてください。

Markdownの書式ですが、pandocで使われるMarkdown書式はオリジナルのMarkdown書式からPHP MarkdownやGithub Flavored Markdownのいいとこ取りした、Pandoc’s markdown書式になってます。 基本的には、作表などオリジナル書式に足りないところを足しているだけなので、書く上でそんなに戸惑うことはないと思います。

上のTeXをpandoc Markdownで書くとこんな感じになります。

% タイトル
% 発表者名

大見出し
-------
本文がここにありまして見出しが続いたりします。

## 小見出し

* アイテム1
* アイテム2

pandocで変換してみる

これをpandocを使って変換します。hoge.mdで保存しておいたMarkdownテキストを変換するならこんな感じ。

$ pandoc -o hoge.tex hoge.md

出力例はこんな感じ。

\subsection{大見出し}

本文がここにありまして見出しが続いたりします。

\subsection{小見出し}

\begin{itemize}
\item
  アイテム1
\item
  アイテム2
\end{itemize}

dancersection はDebian勉強会のマクロだから仕方ないとして、ほぼ完璧ですね! 細かいところで言えば、HTMLのリンクが \href{} に展開されるけど、Debian勉強会では \url{} という違いぐらいだと思います。

いろいろいじればDebian勉強会のスタイルにあったTeXにも変換できそうだから、これからいじってみます。

_ libreofficeをバックエンドに使ったドキュメント変換ツール「unoconv」もいい!

OpenOffice.org/LibreOfficeをヘッドレスで動かしてWord/Excelの文書を変換するサーバーなんてのがありますが、pandoc関係を検索してたらコマンドで変換できるツールがありました。 リポジトリにあるのでapt-get install unoconvでインストールできます。

pandocと組み合わせたら、なんでも文書が変換できるんじゃない?