関西オープンソースの旅から帰ってきた

nogajun
nogajun

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ちかれた。

コーヒー飲んで一息ついたので、今から処理するものを処理する。

_ exim4でgmailのsmtpにリレーする

処理するためにローカルで送信するMTAが必要なので、exim4のスマートホストを使ってgmailにリレーするように設定してみた。

debconfを使ってexim4の設定する。

# dpkg-reconfigure exim4-config

debconfの設定は以下のとおり。

  • メール設定の一般的なタイプ: スマートホストでメール送信; SMTP または fetchmail で受信する
  • システムメール名: (自分のマシン名)
  • 入力側SMTP接続をリスンするIPアドレス: 127.0.0.1
  • メールを受け取るその他の宛先: (空にする)
  • メールをリレーするマシン: (空にする)
  • 送出スマートホストのIPアドレスまたはホスト名: smtp.gmail.com::587
  • 送出するメールでローカルメール名を隠しますか: いいえ
  • DNSクエリの数を最小限に止めますか(ダイヤルオンデマンド): いいえ
  • ローカルメールの配送方式: お好みで。わからなければ「mbox形式」
  • 設定を小さなファイルに分割しますか: お好みで。わからなければ「いいえ」

passwd.clientにgmailのアカウントとパスワードを設定する。

Debian Wikiそのまんま。passwd.clientの末尾にyourAccountName@gmail.comにアカウント、y0uRpaSsw0RDにパスワードを設定。

# editor /etc/exim4/passwd.client

gmail-smtp.l.google.com:yourAccountName@gmail.com:y0uRpaSsw0RD
*.google.com:yourAccountName@gmail.com:y0uRpaSsw0RD
smtp.gmail.com:yourAccountName@gmail.com:y0uRpaSsw0RD

passwd.client のユーザーとグループが root:Debian-exim になっているのを確認して、update-exim4.conf を実行しておしまい。

これでローカルホストに投げるだけでgmailにメールを送ることができた。

_ caffを使ってGPGの署名して送り返す

GPGのキーサイン=リア充の証ということで、4096 bitのGPG鍵を作って関西オープンソース2009でキーサインをしたけれど数があるとマンドクセ。 ということで署名支援ツールのcaffを使ってみた。

設定方法はiwamatsu先生の資料そのまんま。なんにも変更点無し。 ローカルでsmtpが必要になるというので、上に書いたexim4でgmailにリレーするを参考に設定したぐらい。

$ caff

をすると ~/.caffrc ができるので自分の設定に変更して、資料の注意事項にあった ~/.caff/gnupghome/gpg.conf の末尾にSHA512を指定する設定を書いただけ。

cert-digest-algo SHA512
personal-digest-preferences SHA512

gnupghomeとgpg.confのパーミッションは700と600にしてあります。

終わってから

$ caff -u <自分のKeyID(フィンガープリントの下8桁)> <署名したいKeyID> <署名したいKeyID2> …

のようにすると自動で一人一人の署名について、終わったら送信について尋ねられるので質問に答えていけば終わり。