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LibreOfficeをビルドするとき、いい感じでビルドオプションを設定してくれるオプションが追加されてた

nogajun
LibreOfficeのビルドで難しいところは、適切なビルドオプションを設定しないと途中で止まってしまうことだと思います。長時間ビルドして挙句に失敗して止まっていたら泣きますよ。ホントに。
そういうことで初心者が「適切な」オプションを設定するのは難しいのですが、ビルドオプションを設定するautogen.shのオプションを見ていると環境に合わせて、いい感じに設定してくれるオプションが追加されていることに気づきました。
--with-distro use a config from distro-configs/
the name needs to be passed without extension
--best-effort don't fail on un-known configure with/enable options
distro-configsディレクトリに各プラットフォームの設定があるので、Linuxの場合だとビルドオプションを指定するファイルautogen.inputに、
--with-distro=LibreOfficeLinux
--best-effort
と、この2つを書いてビルドすれば、LibreOffice開発初心者の難関、ビルドも一発でクリアできますね。