2020年もありがとうございました。

nogajun
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2020年は、誰に尋ねても「大変な年だった」と言うけれど、自分にとっても今年は本当に、本当に、本当に大変で新型コロナウィルス(COVID-19)に振り回された一年でした。 去年の投稿を読み返すと、とてものん気で「世界が変わる」というのはこういうことかと実感しています。1年に2回も韓国に行ってたのが夢のよう…。

2月ぐらいまでは「(新型)コロナが流行っているらしいね」という感じで、2月末には高砂でオープンデータソンをやったり、OSC Tokyoは中止になったけれど、こわごわながらも東京に行ってました。しかし、3月になるとイベント自体が難しい雰囲気になり、4月になると大学の授業がスタートできないという事態になり、5月からオンラインで授業スタート。という流れが怒涛のように押し寄せて、あれよあれよという間に流れて12月までなったという一年でした。 最近になって、ようやく「新しい生活様式」のペースが掴めた感じです。

弟とはここ数年、不仲になっていたけど、心臓の難病ということがわかり入院。そして、不仲の原因が病気によるものと分かって仲直りした。仲直りできたことは良かったけれど、まさかの難病だったというのは…。3月は入院していたけど、今は家で療養中。たまにしんどいみたいだけど、そこそこ、普通に生活はできているし、コロナで外に出歩けないのが逆に好都合だけど今後どうなるのか心配です。

韓国語の方は、大学のことなどに忙殺されて、力を入れられませんでした。7月、8月は休むほうが多かったし、何もできなかった感じです。なんとかしたいですね。

オープンソース関連のことは、LibreOfficeのことばかりしていました。LibreOffice日本語チームは主要メンバーが辞めたので、回すためにいろんなことをやってます。翻訳、広報、サポート、ソースを読んだり…。といってもC++を書いてるわけではなく、データ周りで直せるところがないか見ているだけですが、データをいじるだけでも、いろいろ改善できることがわかって、今、日本語環境改善拡張機能に入ってた機能を本体に持っていくようなことをしています。12月に入ってからこんなにもパッチ投げてます。(どれも、一行パッチみたいなものです)

ほかには、これも12月に入ってからですが、LibreOffice Getting Started Guideを翻訳しています。今までだと、こんな大胆なことは考えもしなかったけど、Twitterで、ずっと「LibreOfficeの本が無い」と言われ続けているし、DeepLがライセンスを買えば下訳に使えることを知ったので挑戦してみました。ボリュームが予想以上に多くて死にそうですが、もっとショックだったのは、みんなの自動翻訳のほうが良い訳を出してくれたことでしょうか。学習データの違いだと思いますが、普通の文章ではなくコンピューターのマニュアルのような文章では、みんなの自動翻訳を使うのがいいと思います。

翻訳といえば、LibreOfficeのUIの翻訳の改善にも手を付けてて、不揃いな訳語を直したい(たとえば表の罫線が、Writerが「外枠」でCalcが「枠線」てありえないでしょ)と思っていますが、そもそもの人員がいないので厳しいですね。

正直言うとLibreOfficeの活動は、しんどいし辛いです。もうさ、いい加減にしてくれよ…。自分が消えるのが先か、LibreOfficeが消えるのが先か時間の問題だと思います。まあ、自分だと思いますが、2021年、LibreOfficeは試練の年になると思います。

そんな辛くて苦しい状況を支えてくれたのが、バンタン(BTS/防弾少年団)でした。 もちろん、以前から知っていたし曲も少しは聞いてたけど、9月に彼女がDynamiteでバンタンにハマって話を合わせるために調べていたら、アイドルらしからぬ歌詞や裏側を知って、ずっと聞いてます。

それだけじゃなく、今年は韓国コンテンツづいてた年で、Netflixで愛の不時着で泣き、梨泰院クラスで拳を固めたり、バンタン以外のK-POP、NCTやSeventeenを聞いたり、いままでの「韓国語の勉強」という枠を超えて普通に楽しんでました。

裏を返せば、日本の貧しさが目についた年でもあり、悲しいを通り越して無関心になったと言えると思います。

これからも辛く厳しい日々が続きますが、コロナに気をつけて生き延びていきましょう。辛くなったらバンタンを聞いて耐え忍びましょう。生きてこそなので。今年、50歳になります。2021年も引き続きよろしくお願いします。

Life goes on.