LinuxのKDEからVPN Gateを使って韓国のTVを見る

_ 韓国語を勉強していると韓国のコンテンツにも触れたくなりますが、テレビのストリーミングサービスなどは予想通り韓国国内向けのサービスで国外からアクセスすると見られません。
日本の韓国語を扱っているブログを見ていると筑波大がやってるVPN Gateで韓国にVPNを張ってコンテンツを見ようという記事がたまに出ているのですが、LinuxでSoftetherをインストールしてまで見るのも面倒と思って放置しておりました。
ところが、VPN Gateのサイトを見てて専用クライアントを用意しなくてもL2TP/IPsecやOpenVPNで接続できればVPNが使えることに気がついたので試してみました。
韓国へのVPN設定
最初にNetwork ManagerのOpenVPNモジュールをインストールします。入っていれば飛ばしてください。
$ sudo apt install network-manager-openvpn
GNOMEを使っている人はNetwork ManagerのGNOME GUIも必要になると思うので、こんな感じでパッケージを追加すれば思います。
$ sudo apt install network-manager-openvpn network-manager-openvpn-gnome
次にVPN Gateのサイトにアクセスして、設定ファイルをダウンロードします。
韓国のサイトはOpenVPNしか使っていないので、3列目のOpenVPN設定ファイルをクリックして、リンク先にあるOpenVPN接続設定ファイルをダウンロードすればOKです。
ファイルはUDPとTCPがありますが何もなければUDPをダウンロードします。
ファイルをダウンロードしたらKDEシステム設定を開いて、ネットワーク→接続設定に移動します。ネットワークの接続設定は+ボタンを押して追加をします。
ダイアログにはいろいろ設定があります。これを無視して下までスクロールさせて一番下にある「VPN接続をインポート」を選びます。(最初、OpenVPNを選んでしまって、どこから追加するのかすごく悩んでました)
これで設定は終わりです。
VPNの接続方法
これは簡単。システムトレイにあるネットワークのアイコンをクリックして登録したVPNの接続ボタンを押すだけです。
接続した状態でドラマとかで有名なtvNのTVINGにアクセスすると、いつもならこういうメッセージが出ますが
VPNの接続ボタンを押してアクセスすると…。おおー!見れたー。
tvNは会員登録をしないと止まってしまいますが、KBSは、会員登録無しでずっと見れます。
Linuxなら超簡単にVPNが使えるのでお試しください。