関西Debian勉強会に行ってきます

nogajun
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まだ昨日のホルモン鍋と酒が残っているけど行ってきます。

_ 関西Debian勉強会に行ってきた

今日、初心者の人がいたらブッチギリでおいてけぼりになる開発者向けネタ3本てことでしたが、オイラは十分楽しめました。

pbuilder でパッケージをビルドしてみる

既存のシステム上でDebianパッケージを作っていると、依存関係がよくわからなくなってdebian/contorlのBuild-Depends:にパッケージを書き忘れて、別のDebianシステムにパッケージを持っていってインスコすると依存関係は満たされてるのに実際は満たされてなくて「あちゃー」ということが多々あります。

それを解消するにはクリーンなDebianシステム上でパッケージングすれば依存関係の漏れはなくなるのでは。 ということでchrootしたdebian環境を作って、その中でパッケージをコンパイルするユーティリティのpbuilderを実演を交えながら解説でした。

中で紹介されてたcowdancerですが、「aufsやunionfs使えばいいじゃん」と思ったのですが、ファイルシステム依存じゃないシンプルな実装というところがいいんですね。

SSL のサーバー証明書が失効する時

Blues man is BACK!!

てことで一年ぶりにブルースマンが帰ってきて、自由のブルース〜フィッシング編から始まったセッション。 Debian界隈だけでなく、いろんなところに影響を及ぼした「OpenSSLの脆弱性」のお話し。

きちんとした認証の必要なSSLなサーバーを、ふにゃふにゃしている人が作ることもないのですが、弱い鍵で署名した証明書を使っている場合の攻撃やiceweaselの証明書失効リストなどは勉強になりました。

HotPlug の現状

Linuxデスクトップになくてはならないデバイス自動認識の仕組み、udevとhal、halとアプリケーション間をつなぐdbusのお話。

この辺の事についてはまとまった資料もなく知りたい人はたくさんいると思いますが、カーネルからアプリケーションに至るまでの流れの解説は、とても45分で足りるようなネタではないので、きちんと時間を取って聞いてみたいです。

あと、スライドも公開してください(笑)

_ 懇親会

OSC2008で販売予定のTシャツを押し売りしたり(笑)、junkawaさんを捕まえてrtパッチを当てたカーネルで使うaufsの対象方法が正しいのか解説してもらったり、なんやかんやで楽しい一時でした。