朝早く目を覚まし何が見える?

nogajun
nogajun

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また夢を見て朝4時前ぐらいに目を覚ましたけど、このまま布団の中でもぞもぞするのもなんだし、ということで起きてみたら、なんだか用事がすぐ済んでいくような気がします。

早起き万歳。

_ debianの起動を依存関係順+並列化ブートで高速起動するようにしてみた

しゃかしゃかできるような気がしたのは午前中まで。午後からはグサグサとクサってしまいました。 ひとしきりクサって落ちた後、気分転換ということで、前から気になっていたDebianのブートシーケンスの変更、daemonを依存関係順に起動させて、なおかつ並列起動することで起動の高速化してみた。 使っているのは当然sidです。

依存関係順にdaemonを起動するように変更

ネタ元には「Make sure to use insserv version 1.09.0-6 or higher.」と書いてありますが、今はlenny/sidともに1.11.0-8なので気にする必要なし。 以下のようにインストールしてdebconfの質問にYesと答えれば設定完了。

# aptitude install insserv && dpkg-reconfigure insserv

kdmとgdmを入れているとエラーが出る(被っているから?)ので、使っていないほうを削除して

# update-bootsystem-insserv

を実行してください。自分はKDEっこなのでgdmを削除しました。 元に戻す場合は

# update-bootsystem-insserv restore

としてください。

daemonを並列起動する

エディタで /etc/init.d/rc を開いて32行目にある「CONCURRENCY=none」を以下のように書き換えます。

CONCURRENCY=shell

結果

どれぐらい早くなったのかをbootchartを使って起動時間を計ってみました。

  • 今までの起動順+並列化なし

起動時間: 79秒

今までの起動順+並列化なしのグラフ

  • 依存関係順+並列化あり

起動時間: 57秒

依存関係順+並列化ありのグラフ

起動時間を見ると1.4倍なので最初は「こんなものかな」と思ったけど、データを取るため戻したところ、ものすごく遅く感じたので、かなり効果があると思います。 あと早くなったのでreiserfsのマウント時間が余計に目立つようになりました。