気がぬけて

nogajun
nogajun

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なんだろう。体調が戻ってから気持ちがスッカスカで書く気力が湧きませんでした。とりあえず体重は51kgになった模様。

_ キミガスキライフ

https://www.amazon.co.jp/dp/B000087ER9

AVEXのCCCDだったので買おうか迷ってたけど買ってしまいました。うん。CDのヘッドのサーボも作動音を聞く限りは怪しい動きはしてないようだし、普通のCDラジカセでもLinux上でも一応再生できる。音についてはCCCDじゃないものが存在していないので、比較して悪いのかどうか言えないけど、言う程悪くはないと思う。でも作品としては綿密に作り上げたものじゃなくて、ホームスタジオで録音した、ある意味デモテープのようなものだから、こんな音質かと言わればこんなものかもしれない。MP3のリッピングは、Linux上でRipperXとgrip(どっちも単なるフロントエンドなので、実際にはcdparanoiaとlame/gogo)を使ったけど問題無し。いったいCCCDってなんの為に存在しているのだろう?

作品に関係ない事はさておき、オリジナルのアルバムでは「In Reverse」から4年ぶり、そして名盤「Girlfriend」のメンツである、TelevisionのRichard Lloydと、Velvet CrushのRic MenckとGreg Leiszが参加となれば期待しないワケにはいかないこのアルバム、一曲目Dead Smileのハイハットのカウントからマシュー節炸裂!メロディーの作りが凡百のパワーポップバンドとは決定的に違うんだよな。3曲目のThe Ocean In-BetweenからRichard Lloydが入ってくるけど、こいつのギターがソリッドでかつソロが泣かせるし、8曲目のLove Is GoneはVelvet Crushが得意なByrds直系なカントリーロックでこれまたツボをついてきて、もう素晴しいとしか言いようがないです。

歌詞の方も内省的なラブソングから、一歩踏み出して振られた相手に対してキッパリ別れをつげるようなのが多いような気がします。

はっきり言ってAVEXの方針は気にくわないし、歌詞の対訳の印刷の色が白地に薄いグリーンと死ぬ程読みにくいのを差し引いても、このMattew Sweetのアルバムは素晴しいです。 *[CCCD]: Copy Control CD _ そうそう、Windows上のPCで再生する人はいないと思うけど、セキュリティホールmemo MLで、[memo:5722] 挿入しただけでCCCDが同意確認なしに特定のファイルを破壊するという話題があったので、気をつけたほうがいいと思うよ。→avex CCCD Player 完全アンインストーラAVEX製不完全アンインストーラー

_ 達人に学ぶ Perl/CGI道場

https://www.amazon.co.jp/dp/4844317423

今、勉強がてらにRubyでCGIのテストとかを書き散らかしてます。で、書いていると疑問が湧いてくるので似たような事をしているperlスクリプトを参考に読むとこれが、CGI.pmとかjcode.pmがあるにも関わらず全部自前、それも洗練から程遠い書き方で書かれていて、読むととてもゲンナリします。どうやらそういうスクリプトを書いている人達は、モジュールが無いところのためにそういう書き方をしている訳じゃなく、ある有名なスクリプトを真似て書いていて、モジュールやオブジェクト志向が存在している事を知らないみたいだ。

まあ、そんなワケでこの本もあまり期待せず本屋で立読みしたのだけれど、これが予想に反して面白かったのですよ。初心者向けに書かれているので、とっつきやすいのはもちろん、perlでプログラムを書かない人でも知ってる格言「"プログラマに必要な3つの美徳は、怠慢、短気、傲慢である。"」を存在を知らないのか、ご苦労さんなプログラム書いている人達を一掃させたいという考えが一貫してて、とても気持ちよく読めました。あと、初心者本ではないがしろにされがちな、セキュリティについても書いてあってそこも好感が持てました。褒めてばかりもアレなので、しいて欠点をあげるなら、ボリュームがもう少し欲しかったのと、値段が2800円で少し高いぐらい。そんなぐらい。初心者なら買っても損は無いと思います。