この記事は1年以上前の古い記事です。現状に即していない記述の場合があります。あらかじめご了承ください。
God Help The Girlを観てきた

nogajun
去年から見たいと言ってた、ベルセバのスチュアート・マードックが監督した「God Help The Girl」を観てきた。
ストーリー自体は、メンヘラ女子が病院を抜け出して自分の書いた曲をラジオでかけてもらうためバンドマンと寝たり、好意を寄せてる草食系男子には見向きもしなかったくせにバンドマンが遊びだとわかると「あなたがなんとかかんとか」とか言い出すし、ほかにもツッコミどころ満載で前評判どおり少女マンガでしたが、映画としてはおもしろかったです。
おもしろかった理由としては、音楽と背景や小道具のディティールが異様に凝ってるところ。 ストーリーのツッコミどころも音とまわりのディティールで許してしまうような作りになってるのは、さすがだなと思います。
逆を言えば、音楽やファッション、古い映画に興味のない人が見るととんでもなく苦痛でしかないけれど、インディポップとその周辺の文化が好きな人には、おすすめな映画だと思います。