この記事は1年以上前の古い記事です。現状に即していない記述の場合があります。あらかじめご了承ください。
Ryzen APUの環境でTDF版LibreOfficeはmesa-opencl-icdがインストールされているとXごと死ぬ(おそらく)
nogajun
ここのところ、TDF版LibreOfficeを起動すると、Xがクラッシュしてゾンビ化するという自体に見舞われてました。
SSHで入ってリブートしようにもゾンビ化しているのでシャットダウンプロセスの途中で止まってどうしようもなく、MagicSysRqで強制リブートするしか無い状態で難儀していましたが、おそらく原因はmesa-opencl-icdパッケージが原因。
このパッケージをインストールしたつもりはなかったのだけれど、よく見ると、Debian版LibreOffice CalcパッケージのSuggestsにocl-icd-libopencl1パッケージがあり、そのパッケージが必要としているのがmesa-opencl-icdというワケでインストールされていたようです。
たまにこういうメッセージが出ていたので
$ ./LibreOffice-still.full-x86_64.AppImage
: CommandLine Error: Option 'polly' registered more than once!
LLVM ERROR: inconsistency in registered CommandLine options
LLVM周りを怪しんでいましたが、OpenCL関連パッケージだったとは。やられた…。