32ビットUEFIでClonezillaを起動させる

nogajun
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Lenovo Miix 2 8という古いタブレットをもらいました。遊ぶ前にバックアップを取ろうとClonezillaを起動したらGrubのシェルに落ちてしまうので、32ビットUEFIでもちゃんと起動するようにしたメモです。

32ビットUEFIでも起動するClonezillaの作り方

まず、ClonezillaのZipファイルをUSBメモリ上に展開します。USBメモリはFAT32のままでOKです。Zipを別の場所で展開してファイルをコピーする場合は、 .disk というドットフォルダもあるので気をつけてコピーしてください。

次にDebian InstallerのISOから、grubia32.efiとgrub.cfgのファイルをコピーします。コピーをするためにはISOイメージをどこかにマウントする必要がありますが、今どきならファイラーの拡張機能とかfuseisoとか使って適当な場所にマウントしてください。 grubia32.efiとgrub.cfgは、ISOイメージ内の以下のフォルダにあります。

  • (ISO)/EFI/boot/grubia32.efi
  • (ISO)/EFI/debian/grub.cfg

取り出したgrubia32.efiとgrub.cfgを、Clonezilla USBメモリ内のEFI/boot/フォルダにコピーします。

  • (Clonezilla USB)/EFI/boot/

2つのファイルは特に変更することなく、そのままClonezillaのUSBメモリにコピーするだけでOKです。

これで、32ビットUEFIでも起動するClonezillaができました。それにしても、これをClonezillaにお知らせしたいけど、どこからお知らせしたらいいのだろう。

Lenovo Miix 2 8メモ

BIOSの入り方。音量ボタンのアップを押しながら電源を入れる。