姫路IT系勉強会/HiSTUDY(ハイスタ)始めました/コミュニティデザインの思うところ/あの日書いたAdvent Calendarのテーマを僕達はまだ知らない3日目

nogajun
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あの日書いたAdvent Calendarのテーマを僕達はまだ知らない : ATND」の3日目です。

テーマですが、そんなことは気にせずに取り合えず「思いついたorやってみたいorやってみたこと」を書いてください。

とのことなので、勢いで「姫路で定期的にIT系勉強会開こうぜー」ということで始めた「姫路IT系勉強会/HiSTUDY(ハイスタ)」について書きます。

まず、サイトとメーリングリスト作りました。

勉強会は姫路で開きますが、メーリングリストは全国津々浦々、全世界どこからでも参加できるのでお気軽にどうぞ。 勉強会をいつ姫路のどこでやるかなど、まったく決まってませんので提案大歓迎です。

コミュニティデザインの思うところ

さて、この勉強会を始めようとしたきっかけですが、元々は勉強会をやる気はありませんでした。 めんどうくさいし。 でも、ハックカフェを始めてから、なりゆきで話が膨らんで、じゃあ、来年からぼちぼちやってみようかなというそんな感じです。

勉強会の中身についてはまったく決まっていませんが、自分の中ではコミュティをどう作り運営していくかということに興味があり、ぼんやりと勉強会/コミュニティのデザインを考えています。

そのデザインの一つとして、自分がいなくても回る仕組みにしたいと考えています。 具体的には形だけ作って後継の人がいればすぐ渡せるようにしたいと思っています。

お金を伴わない自発的な活動(ボランティア)というのは、旗振り役の人はだいたい3年ぐらいが活動の限界だそうです。 個人の経験を照らしあわせても、自分の時間を削って活動時間を捻出したりできるのは、そんなもんぐらいだなと思います。

ですので、この勉強会/コミュニティはIT系というくくり(実際にはオープンソースやウェブ寄りかな)ではあるけど、ゆるく、ここから派生できるような感じにすること。それと勉強会の開催を定型化して自動化できるようにすることを第一に考えています。

定型化と自動化は勉強会だけじゃなく、物事を回す上で楽をするためには重要です。 とは言っても難しいことではなく、開催日を固定化すると場所確保、ネタ出し、講師手配など開催のための仕事が逆算でき、ルーチンワークにできるので、それだけでも運営はとても楽になります。 そうすると、誰に任せても安心という枠組みができます。

もう一つ、ゆるくということがあります。 もともと何かをやり遂げるという目的のために始めたものでもないですし、自分の中では「わざわざ遠くに出向いて話をするのもいいけれど、姫路の中でもオープンソースの話をしたい!」という気持ちから走り始めたので、そういう場所を作るためには、きつく縛るよりかはゆるく、けれども、きちんとした合意形成プロセスをもったコミュニティにしたいと思います。

合意形成プロセスといえば、こういう話がありました。

例4 談話室で決定(企業に多い)

メーリングリスト(ML)でいちいち上げるのが面倒くさい。自分たちだけで決めてしまって、その後で結果をコミュニティに公開する。

対処法

ガラス張りの部屋"で作業してよいようにする。MLを面倒がる心理として、「コミュニティに上げると、決定のスピードなどの効率が落ちるという恐怖感がある。あらゆることをオープンにしてディスカッションしながら決めることに恐怖を感じている」と説明する。Neary氏は、「オープンな作業とは、必ず他の人の見解を入れるということではない」とした上で、「非公式な作業はだめだが、一時的に全員が議論に参加できないというのもありでは」と提案。「コミュニティは意思決定が行われた理由を知りたい。アーカイブの公開などでフォローできるようにすることが大切。モデレータを使うのもよいだろう」とのことだ。

コミュニティの運営では、先に自分たちだけで決めて物事を進めようとする人がいます。 こういうやり方は物事は早く決まるので企業が仕事をトップダウンで進めるには都合がいいけれど、コミュニティにとってはとてもマズイ方法です。 お金ではなく気持ちで動くコミュニティの人たちが気持ちよく動けるようにするには、まず、みんなで目的と問題意識を共有して進めないと後で必ず問題になります。 そのためには、意思決定は見えるようにして進めなければいけないません。 そういうことから、周りの意見を出しやすい環境にする、つまり、ゆるくすることは重要だと考えています。

ゆるく、とは言うものの、だらだらとは違うことは意識しなければいけません。 だらだらは先に進みませんので、気持ちはゆるく、意識はハッキリとやりたいと思っています。

ということで、書いててよくわからなくなったので、今、野方はこういうことを考えているんだというふうなところで筆を起きます。