メディフェスの感想をば
忘れないうちに。と思って書き始めたけど仕事があったので15日のところが18日に書いてます。うひ。
- もっと追記: 23日も書いています。どんだけ遅いねん!
- もっともっと追記: 10月に入りました。もういいや。
- もっともっともっともっと追記: もうすでに終わって一ヶ月過ぎました。るるるー。
13日
当日の朝まで資料を作って、「雨うぜー」と思いながら、はりま勝原から新快速で京都まで向かおうとしたけれど、新快速は6時からしか出ていない。 とりあえず「普通に乗ってどこかで新快速に乗ればすぐ着くだろう」と思っていたら、普通が快速にクラスチェンジして最後の最後まで快速のほうが早く着いた罠。
ということで京都までたどり着き、地下鉄四条から阪急河原町まで地下通路を歩いて行ったけど、なんというか、この雰囲気はすごいね。 異様に天井が低いし、コンクリむき出しの壁は何かの撮影に使えそう。と思いながら歩いていると駅についたので地上に出て川沿いを歩くと、立誠小学校が見えたのでした。
立誠小学校に着いて受付を済ませようと思ったら、まだぜんぜんできていないので、とりあえずメディアセンターに。で、何か手伝おうと思ったけれど、もう他の人たちがテキパキやってて、あまり手伝えなくてすいませんて感じでした。
それでも、と若干セッティングの手伝いとかしていたら、enoさんが来たので少し話をして時間がになったのでセッションのほうに。
ネットジェネレーションの著作権と考え方
Copyright and Creative Commons
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セッションの準備に教室に行くと、ボランティアの会場スタッフ以外誰もいない。 机と椅子があるだけでプロジェクターなど会場のセッティングもできていないので、enoさんとスタッフの人に手伝ってもらいながらセッティング。
ここで反省一つ。
会場自体準備されていなくて、初日一発目の人がまったく来ていない状況では、それなりにできるオイラでも物理的になにもできませーん。><
体は二つに割れないし、喋ることや進行などで頭がいっぱいな状況ではスタッフとセッションの主催は同時にはできないので、今度やる東京の人はセッションとスタッフはなるべく兼ねない方がいいです。(分かってるって!?)
ストリーミングの方がどうなっているか確認もできていないし、どうしようか若干の不安を抱えつつも、開始時間を軽く過ぎようとしていのだけど誰もこない。どうしよう。
あああああああああああー。
そう思いながら開始時間を10分以上過ぎようとしていたので、テックの人たち何人かの前でしゃべり始めてていたら、いきなり人が増えた。 しゃべりながら増えていく人たちを見て、若干とまどいを覚えつつも、とりあえず90分間なんとか大役を果たすことができました。
内容について
セッションの内容についてですが、どういう人が来るかわからなかったので、まず著作権とライセンスについて説明して、それからクリエイティブ・コモンズと使い方を説明するという流れを作ってお話ししました。 だけどメディフェスに来られた方は、なんらかの形でメディアにかかわっている人が多く、著作権やライセンスについては大体分かっている人が多かったので、前半のところは軽く触れる程度にして、後半の部分、自分がライセンスを使う場合の利用方法やライセンスされた作品を使う場合の注意事項などの部分に比重を置いて話をすればよかったかなと思いました。
話をしている最中、前半の食いつき具合と後半の食いつき具合が全然違ったのを感じて、なんとかしたいと思ったけれど、後半に持ってきたせいか突っ込んだ話に行く前に時間切れになってしまいました。
質問など
質問があったので、その時に答えたことなど。
日本でクリエイティブ・コモンズライセンスが利用できるWebサービスはあるのか 海外のサイトに比べてあまり知られていませんが、フォト蔵やClipLife、@niftyビデオ共有などがあります。 Fair useというものがあるが、それについてどう思うか。 Fair useについては重要なのですが現在日本では認められていないので意図的に省きました。 blogでクリエイティブ・コモンズ証がついているのに、一番下にAll Right Reservedと書いてあってり矛盾した使い方をしている人がいる。ファッションとしてとらえている人が多いのでは? blogシステムのほうにAll Right Reservedという文字が入っている場合があるので、その場合はblogの著者が発表した文書などについてはCCライセンスです。と言うしかないような気がする。
このセッションにJFでも活躍されている、やしこばさんがいらっしゃってたのですが、見た目がロックな人だったので、講演中は「どっかのバンド関係の人」だと思ってバシバシ話を振っていたのは内緒です。
ほかにはGlobalVoices Japanの方や、北海道のATTIC、仙台のせんだいメディアテーク、むさしのみたか市民テレビ局など、オイラよりメディアの活動についてやられておられる方々が来てて、後から恐縮しきりでした。
SCRAPプロデュース「フリーペーパーってこうあるべきなんじゃないか会議」
京都のフリーペーパー「SCRAP」主催のセッション。 途中から入ったのですが、フリーペーパー紙面の編集会議をしていました。
正直言うと、紙のメディアだけじゃないけど、既存メディア(紙以外にも放送などのメディア)は現状維持、もしくはこれから落ちていく中で、インターネット上のメディアとパイを分け合う形になると思うのだけど、その辺についての事や「フリーペーパーのあり方について」について話し合ってると思ってました。
それはおいといて、「文学」チームに入れていただいて、木目マニアとかバトン流しとかアホな事を言ってどうもすいません。 それをメモにまとめていた人(名前聞き忘れました)が、うまくまとめてくれたので、バカバカしく面白いものになったんじゃないかなと思いました。
がんばれコミュニティラジオ 非営利放送は今
時間の関係で第2部の途中から見たのですが、地域に根ざした活動については成果を上げられているのですが、運営についてはどこも苦労されているようでした。
あと参加者の話の中で運営の話から横に逸れてラジオとオレ的なことを語っていた人は少し興ざめだったかな。
その人の中ではラジオはすごいのかもしれないけど、日本においてはラジオというメディアに力はないのだから、そこを自覚して、これからどう進めて行くのか考えたほうがいいんじゃないかなと思いつつ、2部が終わったのでした。
映像投影イベント『キョウトル?』
1日めのプログラムが終了して懇親会会場に行くため外に出たら、小学校の入り口前にシートを張って、京都の街角の写真を映像にして流していました。
懇親会に行く前に前を通ったのですが格好良かったですね。写真を撮ればよかった。
交流会とホテル
交流会はめっちゃ人がいてた! そんな中でライセンスについてどう使ったらいいのかとか、立ち話をしておりました。
で、懇親会が終わって、さっさとホテルにチェックインしてぶっ倒れてたのですが、ポップエイジアなどで記事も書かれていた小西さんと同室になって、音楽業界からチャイニーズポップ、ローカルアイドルの話とかむちゃくちゃ話をしてました。すっげー面白かったです。
14日
13日ほど慌しくもなく、14日は始まりました。
ネット・メディアとオープンソースは刺激しあって今後も発展するのか?
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吉田先生とhiroさんのセッションだから、ゆっくり見られるぜーと思っていたら、紹介されてなぜか前にしゃしゃり出ていました。
その中で実際にメディフェスのメディアセンターでおこった出来事、メディアセンターにあったEPSONの複合機が、AVASYSからドライバをダウンロードして借り物のUbuntuマシンでサクっと使えた事や、領収書が必要になったのでOpenOffice.orgからExcelのテンプレートを使って作ったことなどを実際の画面を見せつつお話ししました。
ディスカッションでは、吉田先生が話をしていた、みんなで育てるオープンソースは子育てに似ているという話から、京都の町家文化もみんなで育てるから、共通点があるのではという話は、すごく面白かったのですが、時間がなくなって、もっと話ができなかったのは残念でした。
報道被害屋敷『Who’s bad!?』
メディアセンターにいると、あまりにもワーワーキャーキャー言いながら出てくる人が多くて、面白そうだったので入ってみました。
感想。「それねーよwwwww」
報道被害について理解の一歩になるかどうかは分かりませんでしたが、エンターテイメントというかお化け屋敷としては面白かったです。
Artバザール
午後、参加したいセッションの人が多すぎて入れなかったので、メディアセンターで座っていたけれど、それもナンだなぁということで校庭をぶらついていました。 ハンコを売っているお店とか手作りのものを売っているお店がいっぱいあったのですが、その中でスイッチや抵抗、発光ダイオードで作ったオブジェを売るお店があって、中でも真空管のオブジェに心を奪われてしまいました。
JUNKというお店だそうで、百万遍の手作り市に出しているそうです。
写真
意味なく撮ってみた中庭からの体育館の写真と地下室への入り口の階段。
閉会式
クロージングは粛々と終わらずに考えさせられる出来事がありました。
京都メディフェスは立誠小学校という古い小学校の建物で行われたのですが、昭和初期に立てられた建物だけあって、年を召された方や障害のある方の建物内の移動について考慮されていません。
そんな建物で行われる京都メディフェスは障害者排除ではないか。もし次に行われる全国市民メディア交流集会ではその点について配慮して開催して欲しいと、車椅子の方がメディフェスの障害者のアクセスシビリティについて涙ながらに訴えておられたのですが、これは心に止めておかないといけないと思いました。
後片付け
次回の宿題を突きつけられて微妙な空気感の中メディフェスが終了して、後片付けのお手伝い。 メディフェス中継のためStickamさんが提供してくださったWebカムをいただいたりして、新快速で京都を後にしました。
この辺は気がつけば姫路みたいな感じだったので記憶がほとんどなかったりして。
で、振り返ると課題は残ったけれど、イベントとしてはとてもよかったです。 自分の中にはないジャンルの人たちのお話など聞けて、いろいろ考えるところや自分の活動にフィードバックできるところとか、思うところはいっぱいありました。 この経験が何かに生かせたらなと思います。
みなさま本当にありがとうございました。