DeepL翻訳はライセンスを購入すればオープンソースソフトウェア付属文書の翻訳に使えます

nogajun
nogajun

_ LibreOfficeにはヘルプやドキュメンテーションチームが作成するガイドブックとか大量に翻訳して提供したい文書があります。

これをなんとかしたいと思っていたので「金で解決できるなら…」とクラウドソーシング翻訳の自動見積もりを出してみるとガイドブック1冊で100万を超える金額!それだけの文章量があるので仕方ないのだけれど、下訳にこんな金額は出せないので、これは使えないと思っておりました。

そう思ってたところ、先日、DeepL翻訳が日本でのライセンス販売を開始したらしくニュースになっていました。

水曜にあったLibreOffice Hackfest Onlineで、クラウドソーシング翻訳の金額のこととDeepL翻訳のことを話題に出したら問い合わせフォームを見つけてくれたので、その場の勢いでライセンスを購入した場合、出力の著作権はどうなるのか問い合わせをしてみました。

その返事がこちら。

野方様

お問い合わせありがとうございます。

利用規約(https://www.deepl.com/pro-license.html)の7.5にありますように、下訳としてお使いになる場合、すなわちDeepL翻訳のアウトプットをチェックし、手を加えてご利用になるなどの場合、著作権はお客様に帰属いたします。

安心してご利用くださいませ。

ということだそうです。

機械翻訳は出力した訳文に利用制限をかけていたりして使えないものが多い中で、これは嬉しいお知らせ。

DeepL翻訳は文脈に合わないと判定した文をざっくり消してしまう欠点はあるけど、日本語としては、こなれた文章を出力してくれるので、Advancedのライセンスを2,3ヶ月分買ってOmegaTを使って翻訳をすると、めちゃくちゃ翻訳のスピードが上がるかも。

この記事が役に立ったらコーヒーをおごろう

下のリンクはBuy me a coffeeという投げ銭システムのリンクです。役に立ったと思ったら、ぜひ投げ銭をお願いします。