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Days of Speed

過ぎゆく日々を書こう。忘れっぽい未来の自分のために


2021-03-06

_ OSC2021 Spring/Onlineで「OmegaTとみんなの自動翻訳@TexTraでLibreOfficeの翻訳を爆速にした話」 をしました

スライドはこちら。

オープンソースの翻訳に長いこと自動翻訳が使えなくて苦労していたけど、今はみんなの自動翻訳@TexTraも使えるので楽になりました。バンバン使っていけば賢くもなっていくので、みんなで使いましょう。


2021-03-16

_ OpenWRT(x86)を使ってVirtualBoxの仮想ネットワークのルーターを作る

2月、3月限定でネットワーク周りの仕事をしています。その中で「Raspberry Piを使ってルーターを作る」という作業があって、そのときに「OpenWRT」を使ったのですが、これが非常にいいです。 SDカードにイメージを書き込み、Raspberry Piを起動すればルーターになります。

それだけではなく、設定や管理がコマンドとWeb UIの両方でできたり、パッケージを使ってアプリを追加するとルーター内だけでFreeRadiusを使った認証が完結したり、VLAN切ったり、ルーターでやりたいほとんどの事がこれ一つでできます。

それでとても気に入ったOpenWRTですが、VirtualBoxでネットワークの検証をするときも使えるのでは?と思って設定した記録です。

イメージ

VirtualBoxのネットワーク

この画像の「OpenWRT」と書いてある部分です。外側(OpenWRTのWAN)がVirtualBoxのNATでホストのNICにつながって、内側(OpenWRTのLAN)はVirtualBoxの内部ネットワークIntnetでつながっている想定です。これだけだとOpenWRTに内側からしかアクセスできないので、ホストオンリーアダプターを使って直接アクセスできるようにしているのがポイントです。

ちなみにこの図は、LibreOffice DrawとVRT Network Equipment Galleryを使って書きました。

VirtualBoxの設定

OpenWRTのサイトにドキュメントがあるので、それも参考にするといいと思います。

OpenWRTのサイトにはx86用のイメージも置いてあるので、ダウンロードします。使ったイメージは、こちらのcombined-ext4.img.gzを使います。

VirtualBoxのvdiイメージに変換します。

   $ gunzip openwrt-19.07.6-x86-64-combined-ext4.img.gz
   $ vboxmanage convertfromraw --format VDI openwrt-19.07.6-x86-64-combined-ext4.img openwrt.vdi

VirtualBoxのマシンを作成します。このときに「仮想ハードディスクを追加しない」にしておきます。

VirtualBoxの設定

  • 名前: (適当に)
  • タイプ: Linux
  • バージョン: Linux 2.6/3.x/4.x(64-bit)
  • メモリー: 256MB
  • ハードディスク: 仮想ハードディスクを追加しない

作成したらvdiに変換したイメージを設定フォルダに移動して仮想マシンにHDDを追加します。

HDDの追加

IDEは不要なので削除して、SATAコントローラーの下に作成したvdiイメージを追加します。SATAコントローラーの「ホストのI/Oキャッシュを使う」には必ずチェックを入れてください。タイプは「AHCI」にしていますが「Virtio SCSI」のほうが良いと思います。

ネットワークアダプターの設定

ネットワークアダプターの追加の前に、後で使うホストオンリーアダプターの設定を確認してから追加します。

VirtualBoxの[ファイル]→[ホストネットワークマネージャー]を開き、デバイスがあるか確認します。なければ作成してください。

ホストネットワークマネージャー

ネットワークアダプターは3つ作ります。アダプター1は内側(LAN)用の「内部ネットワーク」、アダプター2は外側(WAN)用の「NAT」、アダプター3はホストからのOpenWRTアクセス用の「ホストオンリーアダプター」です。 設定は特に難しいところも無いのでスクリーンショットを参考にしてください。

アダプター1

アダプター2

アダプター3

OpenWRTの設定

これで仮想マシンを起動しますが、OpenWRTには内側(内部ネットワーク)からしかアクセスできません。ホストからOpenWRTにアクセスして設定を変更したいので、ホストオンリーアダプターでアクセスするための設定をします。

OpenWRTの仮想マシンを起動してメッセージが止まればEnterキーを押します。OpenWRTの初期状態はパスワードなしでrootにアクセスできるので、ホストオンリーアダプターでアクセスするNICの設定を追加します。

OpenWRTの設定は/etc/config/networkに以下の設定を追記します。

   # vi /etc/config/network

   config interface 'mgr'
           option ifname 'eth2'
           option proto 'static'
           option ipaddr '192.168.56.3'
           option netmask '255.255.255.0'

設定ではIPアドレスを192.168.56.3に設定していますが、ホストネットワークマネージャーで設定してある192.168.56.1とDHCPで使われる192.168.56.2を除いて192.168.56.0/24の範囲なら大丈夫です。

設定を追記したらネットワークをリロードします。

   # service network reload

これでホストからもアクセスできるようになったので、ブラウザで設定した192.168.56.4にアクセスしたり、SSHでアクセスできます。

まとめ

これでVirtualBoxの内部ネットワークをつなぐルーターができたので、別の仮想マシンを作ってネットワークアダプターを「内部ネットワーク」にすればIntnet内のマシンが増やして実験できます。よかったよかった。


2021-03-17

_ VirtualBoxでProxmox VEのテストをするときはプロミスキャスモードを有効にしないとコンテナの通信ができないよ

言いたいことはタイトルがすべてですが、そういうことです。

VirtualBoxで仮想化基盤のProxmox VEを使うときは、仮想マシンのネットワークアダプターのプロミスキャスモードを有効にしないと通信できません。ProxmoxのWikiにも注意として書いてあります。

これです。

ネットワークアダプター

場所はここです。よく見てください。割り当ては関係ないです。内部ネットワークであろうがNATであろうが、どんなときもプロミスキャスモードを有効にしてなければ繋がりません。

うごあぁぁぁぁぁぁ!こいつのおかげでどんだけ悩んだか!

ということで、検索に引っかかるように書いておきます。Proxmox VEをVirtualBoxで使うときは、ネットワークアダプターのプロミスキャスモードを有効にしろ!


2021-03-19

_ 今さらながらssh-agentを使う

サーバーを渡り歩いてて面倒なのが、SSHでログインする際にパスフレーズを入力すること。たまたま、ssh-agentの記事を目にして試したら、すごく楽になったので書いておきます。

まずは、ssh-agentのサブシェルでbashを起動。eval使ってもいいけど。

   $ ssh-agent bash

ssh-addで各サーバーの秘密鍵を登録しまくる。

   $ ssh-add ~/.ssh/id_rsa

そして、sshでサーバーに接続する。hogeは~/.ssh/configに登録しているHostの例です。

   $ ssh hoge

おおー!パスフレーズを聞かれない! 登録されている鍵を確認するには「-l」オプションでOK。

   $ ssh-add -l

すっごく楽になったけど、なんで、今まで試さなかったのだろう?

Tags: linux tips

2021-03-25

_ リチャード・ストールマンがFSFに復帰したとか(FSFダメすぎ)

ストールマン辞任のときに書いた記事はこちら。時代は変わる - Days of Speed(2019-09-18)

自分は見てなかったけど先週、行われたLibrePlanet 2021で登場して発表したそう。ていうか、スケジュールにしれっと入ってるし!

FSFダメじゃん。アホなGigazineは「たった1通のメールで」とか書いているけど、たった1通でもレイプ被害者への2次加害と謝罪もない状態での復帰は、許されるものではないです。FSFはガバナンスの改善もしていないし。

そう思っていたら案の定、関係者から非難の声明が出た。

これは、ダメだと思いますよ。

_ 「世宗大王 星を追う者たち」を駐日韓国文化院オンライン上映会で見た

いい映画だったけど看板(タイトル)に偽りアリ。世宗大王も重要だけど、主役は日時計や水時計を開発して暦を作った科学者のチャン・ヨンシルの話じゃん!

原題が「天空:天に問う」(천문:하늘에 묻는다)で韓国だったら説明の必要ないけど、日本だと世宗大王のほうがわかりやすいし、映画でも最終的にはハングルの話につながるからウソじゃないんだけど分かるけどさ、ちょっと微妙。

映画の内容としては、エンジニア必見だと思うので興味があれば見てください。

Tags: movie

2021-03-27

_ Linux上でWindowsアプリがシームレスに使えるWinAppsとDocker内でmacOSを動かすDocker-OSX

Linux上でWindowsとMacを扱う話を同時に見かけたので紹介。

1つ目は、バックグラウンドでKVMのWindowを起動しておいて、KVM内のWindowsアプリとLinux環境をRDPでシームレスにつないで、LinuxアプリのようにWindowsアプリが使えるWinAppsです。

  • Fmstrat/winapps: Run Windows apps such as Microsoft Office/Adobe in Linux (Ubuntu/Fedora) and GNOME/KDE as if they were a part of the native OS, including Nautilus integration.: https://github.com/Fmstrat/winapps

すごく前にこのツイートが話題になってたけど、WinAppsを作っていたということでした。

良さそうだけど、Windowsのライセンスが必要になるのがなぁ。Windowsの評価版が使えるなら試すかも。

2つ目は、Docker内のKVMでMacOSを動かす、Docker-OSX。

KVMでmacOSを動かすのは以前からあったけど、Dockerコンテナで動かすことでオーバーヘッド少なく複数のコンテナでmacOSマシンが起動できることがポイントらしいです。この辺の記事を読んで知りました。

こちらは、以前からあるKVMでMacOSを動かすmacOS-Simple-KVMプロジェクトです。

昔、Linuxを使い始めたときには想像つかなかったけど、こんな風に使えるならLinuxで全然問題ないよね。


2021-03-31

_ Fedora 34にPipeWireというサウンド・メディアサーバーが搭載されるそう

今、LinuxデスクトップのサウンドサーバーとしてPulseAudioが使われていますが、これは、どちらかというとデスクトップ寄りなサウンドサーバーでDTMなどではJackが使われてます。サウンドサーバーが2つ使われているのは、歴史的な経緯だけど、これを置きかえる形でPipeWireというサウンドも含めたメディアサーバーが作らていることを知りました。 ひとまず、ざっくり資料的リンクなど。

サウンド関係を扱いつつビデオも扱えるならOBSでやってるようなことも、この上でできてしまうわけで、これはスゴイことになってきましたね。

DebianもパッケージがあってWikiに設定なども用意されているので、また試していみたいですね。

Tags: linux

_ コンテナで実験環境が作れるtoolbox

これもFedoraの話で知ったのだけど、podmanと組み合わせてコンテナ環境をサクっと作って実験できる、toolboxというツールがあることを知りました。

これも、ちょっと試したいですね。

Tags: linux

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