2021-02-06
_ xsltprocを使って翻訳メモリtmxファイルをcsvに変換する
LibreOfficeの翻訳にOmegaTとみんなの自動翻訳@Textraを使ってます。みんなの自動翻訳は、オープンソースの翻訳で使えるだけではなく、OmegaTで貯めた翻訳メモリを使って自動翻訳の辞書のカスタマイズができます。
それで、考えもなしにOmegaTのtmxファイルをみんなの自動翻訳の辞書にぶち込んでましたが、未翻訳の文字列や編集記号だけの文字列なども混じっていて整理したいと思ったけれど、tmxが編集できるエディタがない。
tmxを編集できるツールもないし、tmxはXMLファイルで原文と訳文が対になっているだけなので、CSVに変換して不要なデータを削除すればいいかと思ったけれど、マッピングの問題もあるので単純にXMLをCSVにするツールもない。
ということで、xsltprocに手を出さざるえない事になったのでXSLTを書いていたけど、資料が全然無い。いろいろ試行錯誤しながら、英語と日本語決め打ちで、なんとか書いたXSLTがこれ。
<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"> <xsl:output method="text" encoding="utf-8" /> <xsl:template match="/"> <xsl:text>"en-US"	"ja"</xsl:text> <xsl:text>
</xsl:text> <xsl:for-each select="tmx/body/tu"> <xsl:text>"</xsl:text> <xsl:value-of select="tuv[@lang='en-US']/seg"/> <xsl:text>"	"</xsl:text> <xsl:value-of select="tuv[@lang='ja']/seg"/> <xsl:text>"
</xsl:text> </xsl:for-each> </xsl:template> </xsl:stylesheet>
使い方は、上のXSLTを保存して、下のようにすれば使えるはず。
$ xsltproc tmx2tsv.xsl (file.tmx) > (file.tsv)
変換は英語から日本語に決め打ちだけど、とりあえず目的は達成できたから、これで良しとしよう。
2021-02-08
_ ITZYのDon't Give A Whatが、The WhoのBaba O'Rileyのリフをまるまるパクってる
夜中にK-POPのプレイリストを流しっぱなしにしてたら、ITZYのDon't Give A Whatが流れてきたけれど、どこかで聞いたことがあるフレーズ。これはなんだろう?と、しばらく考えたところ思い出した。The WhoのBaba O'Rileyだ。
Baba O'Rileyの30秒ぐらいのピアノのリフとDon't Give A Whatイントロのギターのリフがそのまま。ということで聴き比べてみてください。
それにしても、曲はわかっているのに曲名が思い出せず老化を実感したと同時に、Baba O'Rileyはドラマのテーマソングとかで最近になってよく使われたから、無意識のうちに覚えてたのが出たんだろうなぁと思いました。
2021-02-11
_ シャットダウンが遅い場合、systemdのタイムアウト時間を短くするといいよ
シャットダウンをするとき、異様に遅い場合があります。理由は色々ありますが、大体の場合は、systemdの待ち時間なので、/etc/systemd/system.confにある'DefaultTimeoutStopSec'のコメントを外して、時間を短く設定するとよいです。
#DefaultTimeoutStopSec=90s
これです。自分が待てる時間で短くすればOKです。
2021-02-13
_ Debianで/usr/bin/pythonを使いたい場合はパッケージを入れないとダメよ
これから引っかかる人のために書いておきます。
busterは、python2にシンボリックリンクが張られていた(張られてなければpython-devパッケージを入れれば)けど、bullseye以降は、python-is-python3(とpython-dev-is-python3)か、Python2をこれから使う人はいないと思うけどpython-is-python2(とpython-dev-is-python2)を入れて切り替えます。
$ sudo apt install python-is-python3 python-dev-is-python3
2021-02-16
_ 確定申告終わりました!
うんうん唸りながらもGnuCashで帳簿作って終わりましたよ。ていうか、大学があるからって売上無しってアカンすぎ。今年は、なんとかしたい。
それで、去年、提出したとき「IDとパスワード作りませんか?」と言われて作っていたので、今回はe-Taxで提出しました。Linuxでも問題なく提出できて超ラク。これはいいわ。
2021-02-22
_ LinuxのキーボードとマウスをリマッピングするKey Mapperを使ってキャンドゥの300円テンキーをコントロールデッキにするよ
100円ショップのキャンドゥで、300円(税抜)のテンキーを「OBSのコントロールデッキに使えるかなー」と思って買ってました。ですが、Linuxでキーボードをリマッピングする場合、xinputやsetxkbmapを使いますが、正直、面倒だなと思ってたので放置してました。
今日、検索をしていたら、キーボードとマウスの入力をリマッピングする、Key Mapperというツールの紹介記事を見つけました。
- Remap Keyboard And Mouse Buttons On Linux With The New Key Mapper GUI (Supports X11 And Wayland) - Linux Uprising Blog: https://www.linuxuprising.com/2020/12/remap-keyboard-and-mouse-buttons-on.html
- sezanzeb/key-mapper: 🎮 An easy to use tool to change the mapping of your input device buttons.: https://github.com/sezanzeb/key-mapper
素晴らしい!
それで試してみたところ、OBSのショートカットキー設定は文字を見るのではなく、キー自体を見ていてフルキーとテンキーを判別していたのでリマッピングする必要はありませんでした。
が、しかし。OBSではリマッピング不要でもJOSMのショートカットを定義すれば素早く地図を描けるし、複数キーの定義もできるので300円も無駄にならずに済みましたとさ。よかったよかった。