LibreOffice Drawでビットマップ画像を切り抜くと歪むのは仕様だけど、PowerPointも似たような仕様だった

nogajun
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昨日、「LibreOffice Drawだけで写真を切り抜いたりレイヤーマスクっぽい効果をつけたりする」という記事の中で、こう書きました。

謎ですが、図形とビットマップ画像の大きさが合わない場合に「一部を切り取る」を実行すると、画像の幅と高さを図形に合わせて縮小してから切り抜くという謎の挙動をするようになっています。

その件についてLibreOfficeのMLに投げたところ、@naru0gaさんから「bugzillaに『その挙動は仕様』と書かれているよ」という情報をいただきました。

内容としては自分が書いたこととほぼ同じで、ビットマップ画像はテクスチャとして扱っているので、切り抜く図形と画像の大きさが違っている場合、図形の形の大きさに合わせて縮小して切り抜くという挙動になっているそうです。

「仕様ってそりゃないだろ」と思ってバグレポートを書こうと他のソフトの挙動を見比べてみると、グラフィックツールはビットマップ画像を変えずに切り抜きできました。しかし、PowerPointだけはLibreOfficeに近い挙動。 しかも、LibreOfficeではトリミングと切り抜きの2回必要な作業が、PowerPointの図ツール→トリミングにある「縦横比」という機能を使うと1回でできるという…。なんてこったい。

画像の説明

「オフィスソフトはこういう動作するのかー」と改めて思ったとともに、今後、もしかしたら仕様が変わることがあるかもしれないけど、まずは「仕様」ということでした。