GNOME on Wayland(XWayland)が普通に使えてビックリした

nogajun
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Jessie+1ではQt4を一掃するアナウンスが出てから、はや半年。 Jessieリリースも落ち着き、6月末からsidにKDE Plasma 5関係のパッケージが入るようになりました。

KDE 4パッケージもKDE Plasma 5パッケージに置き換えられるので、入れ替えが終わるまで別のデスクトップ環境に避難してるほうがいいだろうと思ってGNOME 3に変更したところ何かヘン。

まずキーボード・マウス共有のSynergyが立ち上がっているのに使えない。 マウスのコンテキストメニューの位置がポインタからズレる。ウィンドウの表示場所を記憶しない。 そして致命的なのは、fcitxで日本語入力ができない!

「これはマズい!」と調べること数時間。ノートPCのほうは上のような問題は発生せず、違いを比較するも設定は同じ。調べることにも疲れて「ほかのデスクトップ環境にしてみよう」とログアウトして、GDM3のデスクトップ環境選択を見てビックリ!「GNOME on Wayland」とな!

以前試した時は、Xアプリは動いたり動かなかったりと常用にはほど遠い感じだったのに、どれを起動しても画面に表示されるし反応も普通。不具合についても上のような感じだったので、XWaylandのせいとはまったく気がつかないレベル。

いやー。こんなに開発が進んでいたのか。XWaylandの完成度にビックリした。