2012-01-01 あけましておめでとうございます
_ あけましておめでとうございます
2011年は東北の震災がありました。それにまつわることで自分自身にもさまざまな問題が降りかかり、いろんな人に迷惑をかけ、いろんな人に助けられ、改めて人ということを考え、人のありがたみを感じた一年でした。
今年は、それらの問題を片付けながら徐々に活動を戻していきたいと思いますので、みなさまよろしくお願いします。
2012-01-06
_ 正月は倒れてました
12月31日から1月1日にかけて弟の汚部屋を掃除してました。 弟の汚部屋はゴミだらけでホコリが多く本当に汚く、窓を開けマスクをして掃除していたにも関わらず呼吸が苦しくなるほどでした。
そんなわけで1月1日も正月らしくない状況で終わり2日。
なんか体調がおかしい。 息苦しくセキが止まらない。
おとなしくしていれば体調が戻るかと思ったけど、3日には起きられない状態になり撃沈。 ご飯も食べられなくて、年末に買った野菜で残っているもので鍋を作ったけど、食べられないからご飯の上にかけて雑炊みたいにして流し込んで寝てました。
そんなこんなで一日すぎ、二日すぎ、今日、1月6日にしてやっと起きられるようになったので日記として書いてみた。
とりあえず健康は大事です。その次に家の中は適度に掃除しましょう。病気になります。
2012-01-09
_ こういうことを書くことはよくないとわかっているのだけれど
新年早々風邪をひいて6日に起き上がれたけど、それからやる気がないとというか、風邪とかじゃないたぶんアレな雰囲気。
全然動けないし、孤立無援。
2012-01-11
_ Qtアプリのメッセージを翻訳する
2012/03/04追記
Qtアプリの翻訳についてWikiのほうにまとめています → Qtアプリの翻訳 - nofuture.tv
Linux系のアプリだと、だいたいgettextでメッセージカタログが分離されていて、poファイルを翻訳してmoにコンパイルすれば完了という感じだけれど、Qtアプリの場合、Qt自体がgettext的な機能を持っているので、ちょっと勝手が違います。 ということでメモがてら書きます。 (ていうかハックカフェで翻訳しようと思ってたのもあったりして。)
Qt Linguistのインストール
Qtアプリの翻訳にはQt Linguistというアプリを使います。 Debianの場合だとqt4-linguist-toolsというパッケージ名なので、aptitude install qt4-linguist-tools でインストールします。
gihyo.jpの情報によるとQt Linguistのlconverを使ってtsファイルをコンバートすれば、他のツールでも翻訳できるそうです。
- 進化するQt−Qt最新事情2009:第5回 Qt Linguistの進化|gihyo.jp … 技術評論社: http://gihyo.jp/dev/serial/01/qt-2009/0005?page=2
メッセージカタログの作成
gettextだとpotというメッセージカタログのひな形があって、それをpoにコピーして翻訳しますが、Qtアプリの場合はひな形自体ありません。ということでメッセージカタログを作成します。
作成方法はlupdate というコマンドを使い、Qtアプリのプロジェクトファイル(ソースの中にある拡張子が.proのファイル)と -ts オプションに出力したいメッセージカタログのファイル名を指定して実行します。
$ lupdate (プロジェクトファイル).pro -ts (メッセージカタログ).ts
翻訳
メッセージカタログのファイルができたので、Qt Linguistを使って翻訳します。
翻訳方法は画面を見ればわかると思うので省きますが、Qt Linguistの特徴のフレーズブックについて書いておきます。
フレーズブックというのはその名の通り、慣用句やよく使う言葉を集めた用語集です。 あらかじめ用語などをフレーズブックに登録しておくと、翻訳中、登録してある言葉が出てくるとヒントとして出してくれます。 またヒントだけでなく、フレーズブックの言葉を一括して翻訳、置換もできます。
これが結構便利なので、翻訳をはじめる前にはQt4のフレーズブックjapanese.qph(qt4-dev-toolsパッケージに入っていて、/usr/share/qt4/phrasebooks/japanese.qphにあります)と、自分用に作ったフレーズブック、2つを開いてから翻訳を始めるとよいと思います。
コンパイル
gettextではpoを翻訳したらバイナリ形式のmoにコンパイルしますが、Qtも同じくメッセージが翻訳できたらバイナリ形式のqmにコンパイルします。
コンパイルについてはソースをビルドすればいいかもしれないけど、翻訳具合を見るためにソースまるごとビルドは面倒なので、ここはサクっと手動で作成します。
作成方法はQt Linguistのツールバーの[ファイル]-[リリース]を選択すればqmファイルが作成されます。 コマンドの場合は lrelease を使います。
$ lrelease (メッセージカタログ).ts [-qm qm-file]
できあがったqmファイルは/usr/share/localeに放り込んでアプリを起動すれば、メッセージは翻訳されているはずです。
_ 自分がダメなときは情報から離れろ
ここ数年、感じていることだけど、自分がダメだと感じているときはWebからの余計な情報は入れないほうがいいと思う。 特にSNSや2chまとめ系サイトはノイズの塊なので、ダメだと思った時には速攻で見ないに限る。
もっとひどくなったときはインターネットからの情報自体を断ち切ったほうが良いけれど、そこまでの時はあまりないので、ダメダメになったときは、/etc/hostsにソレ系のサイトを羅列して無意識にそういうサイトにアクセスしないようにしています。
見ないと言っても頭がおかしいときに逆の方向でガチガチに縛ると、それはそれでおかしな方向に行ってしまうので、携帯デバイスなどには特に制限をかけません。
このゆるい感じに縛って見ないようにするのは結構効果的で、しんどいなと思うときにはお勧めです。
ということで、オイラは絶賛継続中です。
2012-01-13
_ 3980円の書籍とズボンで物の価値を考える
昨日、姫路の街中に出たついでに服と本を見に行きました。
服屋に行くと結構いい感じのズボンが3980円でありました。 ジュンク堂に寄ると欲しかった技術系の書籍が3980円で置いてありました。
結局どちらも買わずに帰ってきたのですが、ズボンは服がボロボロになっているので欲しかったし、本はまったく知識がないので概要をつかむのに欲しかった。
どっちを買うのが良かったんだろう。物の価値ってなんだろな。
_ ニトリの吸湿発熱着る毛布はお値段以下だけど、広電の電気マットはお値段以上だよ
寒いってことでニトリの着る毛布と広電の電気マットについて書いてみたいと思う。
着る毛布は、去年10月頃ニトリをぶらついてたら売っていたので買いました。これが全然役に立ちません。
役に立たないポイントとしては2つ。 まず丈が160cmしかなく男が使うには短すぎます。自分は冷え性なので下半身も含めて全身を温めたいと思って買ったけれど、着ると足だけ出るのでめっちゃくちゃ寒いです。ヌックミィの写真からパクったこのイラストのような使い方は不可能です。 もうひとつは生地が薄すぎ外気が伝わってきて寒い。吸湿発熱するマイクロファイバー毛布と言うけれど、今のような真冬で室温が低いと生地が薄すぎて外気の寒さが伝わってめちゃくちゃ寒いです。暖房を入れて室温があるときには熱くなりすぎるし、どっちつかずといった感じです。
そういうことでニトリの吸湿発熱着る毛布は、着る毛布としてはまったく使えないですね。
もう一つ。広電というメーカーの電気マット。
コウデン 電気ミニマット KWM-452DC
コウデン
(no price)
これは電気で暖かくなるざぶとんサイズのマットですが、このサイズの電気マットはいろんなメーカーが出していて、呼び方としては電気マット以外に「一人用ホットカーペット」や「電気ざぶとん」などと呼ばれているようです。
買った経緯としては以前は足元をあっためるのに電気アンカを使っていたけれど、一昨年にそれが壊れて、大津イオンの暖房器具売り場をぶらぶらしていた時に見つけました。 値段はだいたい1500円から2000円前後で売ってると思います。(Amazonは2500円だけどイオンで買ったときはそんなに高くなかったような…。)
これがかなり良いです。
基本的に一人で足元さえ暖かくなればよいし、電気アンカの欠点としては立体で小さく、足の広い範囲(たとえば、ふくらはぎから足首まで)温めることはできませんでした。それが電気マットだと薄くて広いのでベタっと足を伸ばせばあっためる事ができます。 そして通常使う以外に夜、寝るときに布団の足側に入れておくと電気毛布のように足元を温めることができます。
欠点としては、温度調整がついてないので熱すぎるときは電源を切ったり毛布をかぶせたりして調整するしかありませんが、2000円以下でこれだけのものならば、それを差し引いても使えると思います。
ということで電気マットはかなりオススメなので、興味のある人は買うといいと思います。
最初に使えないと書いたニトリの着る毛布ですが、電気マットの上にかぶせるとなんとか使えるので、ひざかけとして使っています。 でも、これってどうなのよ。お値段以下だよなぁ。
2012-01-14
_ 第1回関西VCS(バージョン管理システム)勉強会に行ってきたよ
姫路でVCS(バージョン管理システム)勉強会が開かれるという事で行って来ました。
朝9時からの開催で大阪、京都方面から来た人は大変だったようで、時間通りには始められませんでしたが、人数が揃うといい感じにディスカッションできてよかったですね。
内容としては1回目や主催者の方が勉強会の主催が初めてということで、ATNDに書いてあったようなハンズオンはできませんでしたが、git、bzr、hgを使っている人がいて、それぞれの話が聞けて面白かったですね。
覚えていることを書いておきます。
- Windows系ユーザはGUIフロントエンドがあるほうがいい
- bzrのbzr explorerは便利。(自分もそれは思う)
- MacだとGitHub for Macがある。
- MsysGitもいいよ。
- WindowsでGitを使うと文字化けする
- bzr,hgの場合は問題になることは少ない。(WindowsでGitを使ったことがないのだけど、ぐぐると定番みたい)
- Subversionからの移行
- Subversionの言葉とDVCS系で同じ言葉だけど意味が違うので混乱する。
- Subversionでコミットすると中央のリポジトリにコミットされるけど、DVCS系はローカルにコミットされるのでpush/pullを忘れてコンフリクトすることがある。
- 中央にリポジトリを立ててバックアップ替わりに使いたい
- ローカルでpush/cloneすればいいんでね?
- Gitだと面倒?(うまく言えなかったけどGitoliteのことを言えばよかった…)
- タグを打つ事を忘れがち(自分のことです…)
オイラはgit stashも知らない、にわかgit使いという事で勉強になりました。
勉強会が終わった後は姫路駅の方まで戻ってサンマルクでお茶会。みんなで姫路のソウルフード姫路駅フェスタのたこ焼きを食べて解散となりました。
2012-01-15
_ 神や仏は信じない
自分は神や仏も信じないのでクリスマスもせず初詣に行くこともなく普通に過ごしています。 自分が死んだ時には式もせず火葬して骨を海にでも撒いてもらえればいいと思います。 仕事もろくにしない結婚の予定もない一人ものにコストをかけるのも馬鹿らしいしね。
なぜこういうことを書くのかというとFacebookのアンケートで「いつ初詣に行きましたか?」という質問があったからでした。
人に言う気もなく話すことでもないと思っていましたが、そう思うようになった経緯について書くには良い機会なので経緯を書いてみたいとと思う。
自分の母はとある宗教に入っていました。
自分の住んでいる町内にはその宗教の信者も多く、小さい時から面倒を見てもらったり、困った時には助けてもらったり、普通の近所付き合いとしていろいろ世話になっていました。
ある日、母が亡くなりました。
母が亡くなった時も近所の人たち(もちろんその宗教の信者の方もいます)に助けてもらいながら、葬儀会館でお通夜と葬式の準備をしていた時にそれは起こりました。
その宗教のとある方が来ました。その方は見たこともない人でした。
自分は頼りなかったけど喪主だったので対応していたけれど、話をしていると何かおかしい。
話す口調はとてもエネルギッシュ。いや、とても暑苦しくそれだけで「面倒だな」と思わせるには十分で、最初は励ましている風に話をしていたのが母のことはまったく知らないので故人の思い出を語るわけでもなく、そのうちに自分や母のことは置いてその宗教がいかに偉大かについての話になり、最後には「お母さんのためにも(その宗教の活動を)頑張るべきだ!」と言い出したところで、とうとうブチ切れてしまった。
「オレはオレの宗教を信じる。俺が神だ!」と。
それ以来、神や仏は信じないようになりました。
そういう経緯があって信じることはなくなったけど、唯一の例外は母の仏壇に手を合わせることぐらい。最近あんまり合わせてないけど。 これは故人への想い以外なくて、手を合わせる行為も想いを伝えるためのプロトコルを合わせると言った感じ。
近所の人についても、その件があっても付き合いは変わっていません。小さい時から知っている人ばかりなので未だに子供扱いです。もう十分おっさんなのにね。
この話しも10年も前の話しで人に言うことはないかなと思ったけれど、思い出したので書いてみました。
2012-01-21
_ 姫路IT系勉強会 Vol.1開催しました
姫路で継続して勉強会をやりたい。ということで準備をしていた姫路IT系勉強会を開催しました。
最初という事で気合を入れがちですが、ちょっと抑えて顔合わせがてらのネタ出しと雑談のようにしてみたのですが雰囲気よくてよかったですね。 無事に2回目のネタも決まりましたし、参加されたかたもデザイナーから、言語系のコアな人まで幅広く集まったので、これからバラエティにとんだ勉強会になりそうです。
次回は2月18日開催なので、お時間のある方はまたご参加ください。
Togetterにまとめました。
- 姫路IT系勉強会 Vol.1 - Togetter: http://togetter.com/li/245120
2012-01-22
_ 姫路城/天空の白鷺(姫路城大天守修理見学施設)は、ぜひ行くべきだ
Twitterで「Nucleus CMSの開発者が姫路と大阪にいるんだから姫路に遊びに来たら?」と適当な事を言ってたら、とんとん拍子に姫路城に登ることが決まり遊びに行って来ました。
結論から言います。
「メカ好き、でっかいもの好き、城好きならとっとと姫路城まで来て登れ」
まあ、姫路市民なんで正直バカにしてたわけですよ。姫路城は何回か登ってるし大したことないだろうと。 それが予想に反して「すげー!すげー!」連発の超おもしろ修理現場でした。ごめんなさい。
そのすごさに気がついたのは天空の白鷺のエレベーターでした。
天空の白鷺に入るとエレベーターで8階まで登ったあと下りながら見学するのですが、 そのエレベーターに乗ろうとした時、車椅子の人がいたので後ろ向きに乗ろうとしました。
すると、スタッフの人が「そのままお乗りください」と言いました。 「なぜだろう?」と不思議に思ったけど言われるままエレベータに乗り、上昇をし始めると…。
「おおおお!!これはすごい!!」
エレベーターは城の真横を上がるのですが、エレベータから見える様子は作業用デッキといい雰囲気といい、これはメカだ! なるほど。スタッフの人が「そのままお乗りください」と言った意味が分かった。
そこからはテンション上がりっぱなし。
休日で実際の作業は見られなかったけど、作業の様子などの説明を聞いてると、これはテクノロジーの塊ですね。 ホント、すごかった。
大興奮のまま天空の白鷺が出てきて、帰りに、りの一渡櫓に寄るとこれがまた面白かった。
サムライのコスプレをした方と写真を撮った後、飾ってあったしゃちほこの説明をしてもらったのだけど、 江戸時代のしゃちほこは大きな釜がなかったので、分割して焼いて、後で針金で止めたものを置いていたそうです。
ですが、城のてっぺんに導電性のあるものがあったおかげで、雷がよく落ち、城の焼失の原因になってたそうです。
あと、時代によってしゃちほこのデザインが変わっているのは、技術が上がって大きな釜で焼けるようになったことと 当時の制作者によるということでしたが、新しくなるにつれゴツゴツ、いかつくなってるのは、なぜなんだろ?(笑)
そんなこんなで姫路城を回ったのですが、1時間ほどで回れるかと思ってたら2時間も経ってました。 その後、ご飯を食べて解散したのですが、姫路城について、これだけは書いておかなければいけないので書きます。
天空の白鷺へは車椅子の人もいたので予約して行ったのだけど、城内スタッフのサポートがとても素晴らしかったです。
姫路城の中は急な坂が多いので電動アシスト車椅子を貸し出していたり、坂のある場所には必ずスタッフがいて、何かあればすぐに手伝ってくれる状態だったのでとても助かりました。 修理が終わればスロープとか撤去されて残念ながら車椅子では回れないと思うので、見るなら今のウチですよ。
あと城とまったく関係ないけど、三の丸広場のすみっこで、なぜかわからないけど黒猫たちが猫集会してたので猫好きの人は見てみるとよいよ。
Ubuntu Magazineのうぶんつ侍でおなじみの桝田先生も行かれたそうでレポがあるので、こちらもおすすめ。
- 瓦が葺かれる前に姫路城へ行かねばと思った - 桝席: http://www.masuseki.com/index.php?u=diary/2012/120105_himeji.htm
- 格納庫のロボ好きなら修理中姫路城大天守を見るべきだ - 桝田道也 | ブクログのパブー: http://p.booklog.jp/book/42442
そんなわけで、城に興味のある人も無い人も姫路市民やそうでない人もみんな見に行くとよいよ!