2010-02-01
_ 2月です
雨が降ってます。この時期に珍しいな。明日も雨らしい。
で、一昨日箕面に見学に行ったubuntuのことを日記に書きました。 最近Twitterで短い文ばかり書いていたので、日記はちゃんと書けないな。 リハビリしないと。
_ 勢い余ってLTSPのMLに参加してみたり
箕面でLTSPの威力をまざまざと見せつけられ、さっそく何か企む様子です。 Debian Liveと組み合わせられると面白そうだなー。
ということで、LTSPのMLに参加してみたりして。
2010-02-11
_ ASCII.jpの「行っとけ! Ubuntu道場!」にゲストに呼んでもらいましたよ
- ASCII.jp:〜師範! Ubuntuの仲間たちで音楽制作ですよ!〜|行っとけ! Ubuntu道場!: http://ascii.jp/elem/000/000/497/497550/
Linuxで音楽というネタでUbuntu Japanese Teamの皆様に呼んでもらいましたよ。
初心者向けに音楽環境などを説明するのは難しい! なので、わかっている人からは、たくさんツッコミをもらうような気がしますが、そこは大目に見て笑っていただければと思います。
裏話をすると_hito_さんの直しが入って、まともに読めるようになったのは、ここだけの秘密だ(笑)
Ubuntu Japanese Teamの皆様ありがとうございました。
_ Debian Live上からDebianのインストールができるようになりました
ubuntuやFedoraなど最近のディストリビューションはLiveCDなどを起動して、そこからハードディスクにインストールできるようになっていますが、Debianでもlive-installer-launcherが投入され、Debian Live上からハードディスクにインストールができるようになりました!
始まったばかりでGUIインストーラが使えないなど、まだまだ制限はありますが、これはうれしいですね。
ということで、live-installer-launcherを入れたDebian Liveを作ったので人柱にどぞー。
2010-02-13
_ live-helperでブートローダーにgrub1を選択したのにgrub2が選ばれて止まってしまうので対策してみた
live-helperでsid/squeezeのイメージを作るとき、ブートローダにgrub1を指定するとダミーパッケージのおかげでgrub2がインストールされて途中で止まってしまうのでlh_binary_grubを修正してみた。
*** lh_binary_grub.orig 2010-02-02 06:27:02.000000000 +0900 --- lh_binary_grub 2010-02-13 13:05:26.000000000 +0900 *************** *** 50,56 **** Check_crossarchitecture # Checking depends ! Check_package chroot/usr/sbin/grub grub # Restoring cache Restore_cache cache/packages_binary --- 50,63 ---- Check_crossarchitecture # Checking depends ! case "${LH_DISTRIBUTION}" in ! squeeze|sid) ! Check_package chroot/usr/sbin/grub grub-legacy ! ;; ! *) ! Check_package chroot/usr/sbin/grub grub ! ;; ! esac # Restoring cache Restore_cache cache/packages_binary
_ 3月13日開催のオープンソースカンファレンス2010Kansai@kobeのセミナー受付が始まりましたよ
のがたも実行委員会に入ってるオープンソースカンファレンス神戸のセミナー受付が始まりましたよ。
もう、ちょうど一ヶ月後に開催なのか。早いなー。
==================================================================== 「OSC2010 Kansai@Kobe」 セミナー参加登録 受付開始のお知らせ ==================================================================== OSCが初めて神戸で開催されることになりました。 セミナー事前登録を開始いたしましたので、ご案内させていただきます。 http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/ 参加希望のセミナーには事前登録をお願いいたします。来場者数の目安や 配布資料の準備などの参考にしていますので、ご登録にご協力ください。 会期中、セミナーが目白押し、全て無料で聴講いただけます。 OSS初心者から上級者まで、よりわかりやすく、楽しめる企画が満載です。 ────────────────────────────────── □■□ --【オープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobe】-- □■□ ★セミナー参加登録受付中!⇒⇒⇒ http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/ ◆日時:3月13日(土)10:00-18:00 ◆入場:無料 ◆会場:神戸市産業振興センター (兵庫県神戸市) ◆主催:オープンソースカンファレンス実行委員会 ◆共催:地域ICT推進協議会(COPLI) ◆内容:オープンソース関連の最新情報提供 (展示・セミナー) ────────────────────────────────── 2004年から始まり、今回で45回目を迎える日本最大級のオープンソース総合 イベント「オープンソースカンファレンス」。 オープンソース・IT 技術に関するイベントとして、多彩なセミナーと、 オープンソースに触れられる展示で旬の最新情報をお届けします。 セミナー・ブースでの展示は、全て無料でご参加いただけます。 オープンソース最前線で活躍する人たちと気軽に出会えるのもOSCならではの 魅力! ここでしか得られない貴重な情報や人脈、ビジネスチャンスを探しに、ぜひ ご来場ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆事前登録について 参加希望のセミナープログラムについては、事前登録をお願いします。 左側の「セミナー事前受付登録はこちら!」より行えます。 ★登録はこちらから → http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ セミナータイムテーブルはこちら↓ http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/modules/eventrsv/?id=1&noform=1 展示ブース一覧はこちら↓ http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/modules/xfsection/article.php?articleid=1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼懇親会 終了後に懇親会を開催予定です。 まもなくウェブページにて公開しますので、少しお待ちください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼来場者プレゼント ご来場いただき、オープンソースに関する意識調査アンケートにご協力いた だいた方には『くじ引き』にてすてきな景品が当たるチャンス! → http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/ ※最下部に景品画像掲載中! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆協賛 ・日本AMD株式会社 ・日本ヒューレット・パッカード株式会社 ・サン・マイクロシステムズ株式会社 ・ノベル株式会社 ・株式会社日立製作所 ・マイクロソフト株式会社 ・SRA OSS, Inc. 日本支社 ・株式会社野村総合研究所 ・NTTコムテクノロジー株式会社 ・日本仮想化技術株式会社 ・アイクラフト株式会社 ・カゴヤ・ジャパン株式会社 ・株式会社神戸デジタル・ラボ ・株式会社ブライト・ビジネス・パートナーズ ・株式会社ロックオン ・株式会社ワイズエッグ ・株式会社NESI ・キー・ポイント株式会社 ・株式会社さくらケーシーエス ・ネクストジェネレーション株式会社 ・株式会社フェイスクリエイツ ・株式会社アイ・ディ・エス ・@IT ・株式会社IDGジャパン ・株式会社アスキー・メディアワークス ・株式会社インプレスIT(ThinkIT) ・株式会社インプレスジャパン ・株式会社オライリー・ジャパン ・株式会社技術評論社(Software Design) ・株式会社翔泳社 ・ソフトバンク クリエイティブ株式会社 ・株式会社日経BP - 日経Linux ・株式会社毎日コミュニケーションズ ◆後援 ・一般社団法人 Mozilla Japan ・World Wide Web Consortium (W3C) ・日本Linux協会 ・日本UNIXユーザ会 ・神戸情報大学院大学・神戸電子専門学校 ・兵庫ニューメディア推進協議会 「自治体情報システムのオープンソース活用研究」グループ ・NPO法人シンフォニー ◆参加グループ ・ason(個人) ・Combine Resource Institution ・Drupal - http://groups.drupal.org/japan - Japan Group ・EC-CUBE開発コミュニティ ・Firebird日本ユーザー会 ・Geeklog Japanese ・Japan Eucalyptus Users Group ・Joruri CMS ・KOZOSプロジェクト ・LILO(りろ:Linux Install Learning Osaka)関西のLinuxユーザ会 ・Magento-JP User Group ・Momonga Project ・OmegaTプロジェクト ・Online.sg ・OpenOffice.org日本語プロジェクト ・OpenSlide Project ・Open Street Map Japan ・Piece Project ・TYPO3 UsersGroup JAPAN ・Usagi Project ・VHCS.jp / ispCP.jp ・WordPress ローカルコミュニティ WordBench大阪・西宮・神戸 ・XCCK (XOOPS Cube CCK) Project ・Zen Cart.jp ・オープンソース(OSS)で中小企業のIT化 ・オープンフォース ・関西Debian勉強会 ・関西OpenOffice.org勉強会 ・関西ウィキメディアユーザ会 ・京都 Google Technoloy User Group ・四国BSDユーザ会(S*BUG) ・瀬戸内Linuxユーザ会(STLUG) ・日本Asteriskユーザ会 ・日本MySQLユーザ会 ・日本NetBSDユーザーグループ ・日本語プログラミング言語なでしこ なでしこ友の会 ・ひょうごんテック ・山下康成@京都府向日市 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆OSC2010 Kansai@Kyoto の開催日が決定! 2010年7月9日(金)10日(土)@京都コンピュータ学院 詳細はこちらでご案内していきます→ http://www.ospn.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールは、転送、転載自由です。 ==================================================================== 問い合わせ先:オープンソースカンファレンス事務局 (OSC2010@Begi.net) ====================================================================
2010-02-19
_ webcamstudioを使ってDebian上からustream.tvとjustin.tvの中継をする
ust中継でWindowsやMacだとテロップ流したり絵を重ねたりできたりしていいなと思っていたけど、webcamstudioを試したらDebian上から同じことができたのでメモ。
理由は後述しますがustream.tvでは低解像度でしか中継できないので、高画質で配信したい場合はjustin.tvを利用するとよいでしょう。
準備
webcamstudioを利用するためには「PulseAudioが使える」「PulseAudioからFlashプラグインの音が出る」「ユーザーがvideoグループに入っている」の3つの条件があるので確認します。
PulseAudioが使える
ubuntuでは標準でインストールされますが、Debianではインストールされないのでインストールしておきます。 PulseAudioのインストールと設定については以前書いたものを参照してください。 最近は環境も整ったのでPulse関係一式インストールして、ユーザーをpulseとpulse-accessグループに入れれば使えると思います。
Flashプラグインの音がPulseAudioから出ることを確認
PulseAudioをインストール後にFlashから音が出るか確認しておきます。YouTubeなどにアクセスして音が出れば大丈夫です。 音が出ない場合はflashplugin-nonfree-extrasoundが入ってないと思われるのでインストールします。
# aptitude install flashplugin-nonfree-extrasound
ユーザーがvideoグループに入っている
ターミナルからidとコマンドを入力して「44(video)」が入っていれば大丈夫です。
$ id | grep video uid=1000(jun) gid=1000(jun) 所属グループ=1000(jun),3(sys),5(tty),6(disk),20(dialout),24(cdrom),25(floppy),29(audio),44(video),46(plugdev),109(netdev),112(powerdev),113(scanner),116(pulse),117(kvm),118(gnokii),119(sambashare),122(vde2-net),123(fuse),125(polkituser),126(uml-net),135(pulse-access)
入ってなければ追加します。追加後は一旦ログアウトしてログインし直します。
# gpasswd -a <user> video
webcamstudioのダウンロード
sourceforgeからtar.gzのバイナリをダウンロードします。
- Browse WebcamStudio For GNU/Linux Files on SourceForge.net: http://sourceforge.net/projects/webcamstudio/files/
vloopbackモジュールのインストール
webcamstudioはvloopbackモジュールの仮想ビデオデバイスを利用するのでインストールします。webcamstudio付属のvloopbackモジュールは使いません。
# m-a a-i vloopback # modprobe vloopback
起動
webcamstudioのアーカイブを展開するとWebcamStudio.jarがあるので実行します。
$ padsp java -jar WebcamStudio.jar
ググっていたとき「OpenJDKではなくSUNのJavaを使え」と書いてあるページがありましたが、OpenJDKでも問題なく使えますし動作が軽快なのでOpenJDKを利用する方がいいと思います。(参考に見たページの人はubuntuで古いOpenJDKのようでした)
Adobe Flashの「Webサイトのプライバシー設定」を変更
Flashがデバイスを利用するには「Webサイトのプライバシー設定」にもとづき利用の確認をする必要がありますが、Webcamstudioからは「Webサイトのプライバシー設定」を変更はできす止まってしまうので、先に変更します。
webcamstudioツールバーの [About] → [Set Flash Permissions] か、ブラウザから「Adobe - Flash Player : Settings Manager - Website Privacy Settings panel」にアクセスします。
設定を変更したいサイトがリストアップされているので選択し、「常に確認」から「常に許可」に変更します。 リストにない場合は、ブラウザからustream.tvやjustin.tvにアクセスしたあと、Adobeのサイトに行くとリストに表示されると思います。
- cdn1.ustream.tv
- www.ustream.tv
- www-cdn.justin.tv
中継
ブラウザでustream.tvかjustin.tvのサイトにログインし、放送画面に入っておきます。 ビデオとオーディオのソースが
- Video Source: Video loopback 0 input
- Audiop Source Linux Microphone
になっていることを確認して、webcamstudioツールバーの[Sources]から適当な入力ソースを選んで流します。 webcamstudioの入力ソースは幅広く対応していてカメラを用意しなくてもチェックできるので、テスト時には動画を流しっぱなしにしていました。
ブラウザの放送画面モニタに入力ソースの映像が表示されていれば成功です。Startボタンを押すとそのまま放送できます。
音についてはPulseAudioのpavucontrolを使うと、別のオーディオソースからの音をミックスしたりできます。
ustream.tvの中継設定
webcamstudioからustream.tvの中継はできますが、解像度を上げると絵が乱れる上にwebcamstudioのFME Broadcaster機能が使えないので、あまりおすすめしません。
- Output Size: 160x120
- Quality: High
- Framerate: 15fps(ustreamの設定に合わせる)
justin.tvの中継設定
ustream.tvのようにそのまま放送できますが、webcamstudioのFME Broadcasterを利用すると高画質で放送できるので、これを利用します。
- http://www.justin.tv/broadcast?section=fme にアクセスして、FMLE 2.5: http://www.justin.tv//fme_config.xml をダウンロードします。
- webcamstudioツールバーの[Output] → [FME Broadcaster]を開き、ダウンロードしたfme_config.xmlファイルを「FME Xml」に指定します。
- ビットレートを設定し、Broadcastボタンを押します。
- ブラウザのJustin.tvの放送画面に入りStartボタンを押します。
2010-02-21
_ Debian LiveにCentOS LiveCDを入れてデュアルブートLiveCDにする
「Debian LiveにCentOS Live CDを仕込んでデュアルブートにできない?」との相談があったのでやってみた。 テストなのでDebian Liveはコンソールしか起動しない最小イメージのstandardを使っています。
Debian Liveの準備
lh config入力して設定の雛形を作ります。
$ lh config
設定の雛形を変更してDebian Liveの設定をしますが、手で設定していくのは面倒くさいのでMakefileとautoディレクトリ以下にスクリプトを置いて自動化できるようにします。
Makefile
BOOTOPTION_LIVE = locale=ja_JP.UTF-8 keyb=jp kmodel=acpi utc=no tz=Asia/Tokyo noswap nopersistent all: config build config: clean lh config \ --binary-images iso \ --bootloader syslinux \ --iso-volume "DebianLive" \ --bootappend-live "${BOOTOPTION_LIVE}" \ --linux-flavours 486 \ --linux-packages "linux-image-2.6" \ --packages-lists "standard" \ --templates `pwd`/config/templates/ build: sudo lh build clean: sudo lh clean distclean: clean sudo lh clean --purge sudo rm -f *.iso *.img *.list *.packages *.buildlog *.md5sum
auto/config
#!/bin/sh MIRROR_DEBIAN="http://ftp.jp.debian.org/debian/" MIRROR_SECURITY="http://security.debian.org/" lh config noautoconfig \ --distribution squeeze \ --archive-areas "main" \ --language ja \ --apt-recommends false \ --apt-secure false \ --mirror-binary ${MIRROR_DEBIAN} \ --mirror-binary-security ${MIRROR_SECURITY} \ --mirror-bootstrap ${MIRROR_DEBIAN} \ --mirror-chroot ${MIRROR_DEBIAN} \ --mirror-chroot-security ${MIRROR_SECURITY} \ ${@}
auto/build
#!/bin/sh BUILDDATE=`date +%Y%m%d%H%M%S` lh build noautoconfig 2>&1 | tee debian_live-binary-${BUILDDATE}.buildlog # rename files if [ -f binary.iso ]; then mv binary.iso debian_live-binary-${BUILDDATE}.iso elif [ -f binary.img ]; then mv binary.img debian_live-binary-${BUILDDATE}.img fi [ -f binary.list ] && mv binary.list debian_live-binary-${BUILDDATE}.list [ -f binary.packages ] && mv binary.packages debian_live-binary-${BUILDDATE}.packages
auto/clean
#!/bin/sh lh clean noautoconfig --all ${@} # Remove generated files rm -f config/binary config/bootstrap config/chroot config/common config/source # Remove empty directories in config tree if ls config/*/ > /dev/null 2>&1 then rmdir --ignore-fail-on-non-empty config/*/ fi if [ -d config ] then rmdir --ignore-fail-on-non-empty config fi
これで make一発でビルドや make clean で作業ディレクトリを掃除できるので格段に楽になりました。
Debian Liveの設定についてですが、Makefileとauto/configにわかれていることに気がつくと思います。 使い分けは、頻繁に変更する設定についてはMakefileに、apt-lineなど変更する必要はあるけど一度設定すれば変更しないものについてはauto/configに書きます。
CentOS LiveCDの内容をコピーする
ダウンロードしたCentOS LiveCDのISOイメージから内容を取り出して、Debian Liveのconfig/binary_local-includes/ディレクトリにコピーします。 ISOイメージのマウントにはfuseisoを使っています。
ISOイメージをマウント
$ mkdir centos $ fuseiso CentOS-5.4-i386-LiveCD.iso centos/
CentOSのsquashfsをコピー
$ cp -r centos/LiveOS/ config/binary_local-includes/
CentOSのカーネルとinitrdをコピー
$ mkdir config/binary_local-includes/centos $ cd centos/isolinux/ $ cp initrd0.img install.img vminst vmlinuz0 ../../config/binary_local-includes/centos/
ISOイメージをアンマウント
$ fusermount -u centos/
syslinuxの設定
CentOS LiveCDを起動するための設定を追加します
Debian Liveのsyslinuxテンプレートをconfig/templates/にコピー
$ cd config/templates/ $ cp -r /usr/share/live-helper/templates/syslinux/ .
centos.cfgの作成
CentOSのisolinux.cfgをコピーしてCentOS起動設定を作ります。
$ cd syslinux/menu/ $ cp ../../../binary_local-includes/centos/isolinux/isolinux.cfg centos.cfg
元のisolinux.cfgからの変更点は
- Debian Liveのsyslinuxと重複しているところを削除。
- CentOSを階層にするので menu begin CentOS 〜 menu end で囲む。
- トップの階層に戻るための menu goto .top を追加。
- 参考: Comboot/menu.c32 - Syslinux Wiki: http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/Comboot/menu.c32
- labelがDebian Liveとぶつからないように頭にcentをつけた。
- syslinuxパラメータの kernel と append のinitrdをCentOSのカーネルとinitrdを置いたcentosディレクトリに変更。
- root=CDLABELをDebianLiveに変更(Debian LiveのCDラベルの設定 --iso-volume "DebianLive" も変更しておきます。)
- rootfstype=をiso9660からautoに変更
config/templates/syslinux/menu/centos.cfg
menu begin CentOS label centlinux0 menu label CentOS 5.4 Boot kernel /centos/vmlinuz0 append initrd=/centos/initrd0.img root=CDLABEL=DebianLive rootfstype=auto ro quiet liveimg label centlinuxtext0 menu label CentOS 5.4 Boot (text mode) kernel /centos/vmlinuz0 append initrd=/centos/initrd0.img root=CDLABEL=DebianLive rootfstype=auto ro quiet liveimg 3 label centinstaller menu label CentOS 5.4 Network Installation kernel /centos/vminst append initrd=/centos/install.img text label Return to top menu menu goto .top menu end
ビルド
これでビルドするとCentOSが起動できるDebian Liveができます。
2010-02-28
_ 今日は「関西Debian勉強会」と「テックカフェ」があります
どっちか遊びにくるといいと思うよ。
_ 「ASCII.jp:〜師範!Ubuntuの仲間たちで音楽制作ですよ!その2〜|行っとけ!Ubuntu道場!」が公開されてました
ということで前回に引き続き、ubuntu Japanese Teamの人たちにゲストに呼んでもらっての「行っとけ!Ubuntu道場!」の後編です。
「RTカーネルを使うと早くなる」といった、よくあるRTカーネルについての誤解や、LinuxでもWindows VSTプラグインを使う話など前編より突っ込んだ形で話をしてます。
今回も面白いのでぜひ読んでください。ぷしゅぅぅ〜。