きのうのこと

nogajun
nogajun

_

MOTOWNの箱に入ったKIRIN極生

えと、昨日はバースデーメッセージありがとうございました。もう感謝してもしきれないくらい。ほんと。四方八方360度にありがとうですよ。

で、ですよ。自分におめでとう生まれてきてゴメンナサイ。ということで、神戸ハーバーランドにあるシネカノンで7/30が最終日だった映画、永遠のモータウンを見に行こうとしたけれど、お金が無い。

なのでおもむろにYB-1にまたがって神戸を目指したのですが、西明石の明姫幹線と国道2号線の合流の信号で、止まろうとしてクラッチを引くとなぜか反応が無い。おもいっきり引いても切れない。こんな車で溢れている道の真ん中でどーすれバインダー。

無理やりエンジンを切って死ぬ思いで路肩によせて考える。目の前にガソリンスタンドがあったので、そこで尋ねて見ると信号を二つほど先にバイク屋があるらしい。

ということでバイク押して歩くこと20分。持っていくとおばちゃんしか出てこない。オヤジは近所に出かけているらしい。待つこと30分。結構な時間のロス。いくら元チャでも中央区には入ってる時間だぞ。と思っているとオヤジが戻ってきた。チェックしてもらうと、幸いワイヤーは切れていなかったけど、クラッチワイヤーをギア部分でひっぱっている部品がダメっぽいらしい。その部品は注文しないと手に入らないということで途方にくれると、オヤジはなんとか応急処置をしてくれた。ありがとうオヤジ。

修理代金2100円(税込)ナリ。この時点で電車で行くほうがコストパフォーマンスが高くなってしまった。

それでも東へ行くのだ。

ということでなんとかギアチェンジできるようになったバイクで東へ走る。すると、垂水あたりでぽつぽつ雨が。

ポツポツポツ…。ダァァァァー

ってなんだこの雨は!?

確かに台風がきているとは言ってたけどこれは台風の雨じゃないぞ。偶然、垂水駅前だったので濡れ鼠がショッピングモールみたいなとこに飛び込む。

「もう帰ろうかなぁ…。」「いや、誕生日を記念して映画を見に行くのだ!」とガタガタ震えながら一時間ほど心の中で葛藤していると雨は止んだ。夕立ちだった。

我々は行くのだ。そう、東へ。

東へ,東へ、東へ。

垂水から須磨を越え国道2号線の車線が広くなる長田区、そして中央区。あともう少しだ。しかし車の量がだんだん増えてくる。前へ進まない。イライラがつのる。

「本当に見られるのだろうか。最悪でも最終に入れるのだろうか。上映時間を調べておけばよかった。」軽く後悔したが今は先へ進むしかない。50ccのエンジンが悲鳴のような金切り声を上げ走る。走る。走る。

看板が見える。『ハーバーランドへは150m先右折。』もうすぐだ。

交差点を曲がりハーバーランドに入る。YB-1を止め、プロメナ神戸に駈けあがり、17:30にシネカノン神戸に入ると最終一つ前の上映回が17:40

チケット窓口のおねえさんに「(17:40の上映に)大丈夫ですか?」と尋ねると「はい」との答え。「じゃ、チケット一枚」と言って2000円を差し出す。するとチケットと一緒に10cmちょっとの高さの箱が。「永遠のモータウン上映最終日で記念品を渡しています。」とのこと。

「ありがとう」と一言言って映画館の中に入る。開けてみると中にはKIRIN極生が一本。最高の誕生日プレゼントだよな。ビールを開けて一口飲もうと思ったがバイクだったのでお茶を一口。

さあ、映画のはじまりだ。

_ 収録

ここからは31日のお話。

ラジオクラブの番組で飛びそうな雰囲気のものがチラホラ。というわけで穴埋めに使う番組を流れだけ決めて録ることにする。

…結果。まあ、使えなくはないけどホントに穴埋め番組だな。二度とこういうことはするまいと心に誓った台風の日。

_ アンデスライブ6

アンデスライブ6フライヤー

イーグレを出るとものすごい雨と風。急いでGENKIに戻って一番安くてボロい傘を借りる。で、マッシュルームまで歩くこと15分。

傘は単なる棒にビニールを巻きつけただけの素晴らしい姿に。当然、靴の中はびしょびしょ。鞄もずぶ濡れになってマッシュに到着。

すると駐車場方面からシマニット君が歩いてくる。会うなり「お誕生日おめでとうございます。」って。うむ。照れくさいぞ。話ながらマッシュに入る。チケットとフライヤーをもらう。いや、フライヤーも挟んでいるけど、これはコピー本だ。

「アンデス歴史読本」

中を見ると世界の動きとアンデス一回目からの歴史が年表になってるかなりの力作。確か2003/10/11の4回目をおかださんと見に行ったんだよな。編みかけセーターズを見て衝撃を受けたり(笑)ていうか今思えば、あれは編みかけセーターズのドラムの人じゃなくて、スプラウツのドラムの人だったんだけど。それにしてもマリーさんすごいな。その歴史もさる事ながら、中に書いてあるカットがめっちゃ素晴らしい!

それはさておき、中に入るとダストマンさんご家族御一行様が。台風のせいで御一行で来る事になったらしいけど、オイラ、この時点で体力ゲージつーか、魂の灯火が消えかかってたので、会釈だけして座ってました。

そりゃそうだよなぁ。昨日も雨に降られて、GENKIじゃ冷房ガンガンかかってるスタジオにこもってたし。で、外に出るとまた雨に降られて、もうグダグダ。体調もおかしくなるってもんよ。

そんなこんなで座っているとライブ開始。トップバッターは、ほりさん。今日はエレキギター一本のいつものスタイル。

ほりさんの歌は、ギターのサウンドのかっこよさとは裏腹に、マッシュの日記で「姫路のジョナサン・リッチマン」と表していたような歌詞のほのぼのさと毒気の加減がすばらしいんだよな。聞いた事が無い人は、8/21のラジオでかけるので聞くように。

2番手はフィードバックドーター。ちょっとエモっぽいボーカルとフィードバックギターがイカすバンド。バンド名がかなりイカすので期待してたけど、なんか物足りなかったんだよな。微妙な何かが足りなくて損してる感じ。でも、次のステージを見たら変わってる予感。

3番目はマフマフラー

…のはずだけど??姫路プロレスもやし選手の乱入だー!もうね、ほんとにね、純粋で混じりっ気のないね、いい受け身をどうもありがとう。しんどかったけど、思わず立ち上がったよ。いやー、相変わらず衝撃だわ。

で、マフのあゆりんに「帰れ!」といわれて、もやし選手退場。それも微妙な引き具合で爆笑。一曲目はDylanの「Knockin'on Heaven's Door」のカバーから。いやー。このガシャガシャ感がかわいらしくて良いな。基本的に少年ナイフとか大好きだから、無条件に良いですな。

4番目はスプラウツ。でも、出てこない。なにやらSEがながれている。おお、テーマソングだ。テーマソングが終わるとスプラウツの登場。相変わらず曲はえー。と思ったけど、去年見た時に比べれば聞きやすいような気が。それに遅くなってるような気が。最後はドラムの人のダイビングで終了。いい受け身でした。

5番目はプラムバス。一曲目が終わって、MCで姫路プロレスネタをイサさんがするとシールド断線。最初から中断て(笑)「えー、姫路プロレスさん以外でベースかシールド貸して人〜」ってここでもネタになってる姫路プロレス恐るべし。で、始まったけど相変わらずすごいね。バシっとまとまってるよ。でも、オイラにはなんか印象に残らないんだよな。完成度はめちゃめちゃ高いけど、なんか引っかかるものがないというかなんというか。好きか嫌いかで言えば好きな部類には入るほうなんだけどね。ライブ自体はとても良かったです。

トリは、つるんづ。今回はフォークバージョン。なんかアンプの調子が悪くて最初はヘンだったけれど、PAとかアンプとか調整してなんとか普通に。マリーさんニコニコ。お客さん、その場にいる人みんなニコニコ。もうほんといい感じでした。で、アンコール一曲もあって終了。いやー、すばらしかった。

_ 打ち上げ

ラジオで使おうと思ってマフとスプラウツのCD-Rを買ってから、すこししんどかったのでシマニットさんとダストマンさんの横に座って話を聞いていると、マリーさんが「打ち上げにきませんか?」とのお誘い。もちろんok。

とりあえず、みんな片付けとかいろいろしているようなので、アンデスを見にきていた聖くんとバニーズの人とお話。ていうか、永遠のモータウンの感動醒めやらぬところだったので、一人語っていたような希ガス。あと、バニラとチョコのアイスだとか、水泳だとか、痩せる話。

そうこうしてるうちに移動だったけど、オイラがお金が無くてローソンに下ろしにいかないと。というと聖くんの新車でローソンまで送ってもらいました。ありがと。

で、マッシュの近くのホルモン屋?へ。

総勢20人近くにあの狭いところだったけど、ホルモン鍋とおいしいビールをいだたきました。いやー、めっちゃおもろい。でも、聖くんに一言。「Girls '60s、オレ、まだ読んでなかったっちゅーねん!ホント、これだから姫路人はぁー!(笑)」

まあ、楽しんでもらえたからヨシとするか。

そんなこんなで話しをしていると、ホルモン鍋屋の時計が30分ちかくも遅れてて、12時過ぎている事が判明。おひらきに。

帰り、シマニット君に送ってもらってばたんきゅー。